三十〜五十代の働き盛りの世代に健康に目を向けてもらおうと、壬生町が役場をあげて健康づくりに取り組み始めた。全職員が率先してウオーキングしたり、野菜を多く食べたりして健康増進を目指し、地域や企業などにも輪を広げてもらう。

 各課に健康リーダーを置き、歩数計で毎日の歩数をチェックしたり、町名産のトマトにちなんで毎月十日を「トマトの日」として野菜を食べることを意識付けたりする。健診を受けるなどするとポイントがたまる町の健康マイレージ事業「健康の貯金箱」への参加も義務付けた。

 健康リーダーは啓発活動のほか、個人や各課間で歩数を競うウオーキングコンテストや、幅広い品目を食べているかを確認する食事バランスコンテストの集計も担当する。

 健康づくりを始めるにあたり、小菅一弥町長が「心身ともに健康に働ける職場を目指して取り組む」と宣言。「無理なく楽しめることがポイント。良い意味で競い合える取り組みにして」と職員を激励し、役場で若手職員と野菜中心のランチをともにした。

 三十代を中心とした職員八人のワーキンググループが企画した。メンバーは「これまでの健康づくりの施策は高齢者の参加が多く、働き盛り世代が取り組む機運を高めたいと考えた。将来的に医療費の削減にもつなげたい」と話していた。 (小川直人)