日本伝統の匠(たくみ)の技と最先端のものづくり技術を紹介するイベント「ものづくり・匠の技の祭典2017」が九日、千代田区丸の内三の東京国際フォーラムで始まった。十一日まで、入場無料。

 日本のものづくりの魅力を発信しようと、都などの実行委員会が主催。京都西陣織や機械製造、江戸切子など衣食住や伝統工芸の分野ごとに約八十の団体や企業がブースを出展している。一部販売ブースもある。

 「へら絞り」と呼ばれる金属成形で、有数の技術を持つ大田区の企業も出展。実演で職人が加工機械を操り、金属を粘土のように形作る見事な技を披露した。日本刺しゅうのブースには、小物を作る体験コーナーも。会場には数寄屋造りの茶室も登場し、来場者の目を引いていた。

 開会式典で小池百合子知事は「きらきら輝く匠の技をこれからも何世代にもわたって伝えていきたい」と述べた。十日は生け花のライブショーや木綿敷布団の製作などの実演、十一日は着物ショーなどもある。 (唐沢裕亮)