加須市北川辺地域にある「オニバス自生地」(同市飯積)で、オニバスが赤紫色のかれんな花を咲かせ始めた。地元の住民グループ「オニバスの会」によると、今年の開花は例年に比べて遅れているが、今月中旬ごろには見頃を迎えるという。

 オニバスはスイレン科の一年草で、県レッドデータブックで絶滅危惧IA類に指定されている。加須市は、県内唯一の自生地として大切に保護している。

 オニバスの花が咲いているのは自生地の農業用水路と、周辺の「復元池」「試験田」。9月上旬ごろまで直径5センチほどの花が早朝に咲き、午後には閉じてしまうという。

 8月の毎週土日と14〜16日は午前8時から同11時までオニバスの会会員によるガイドがある。

 12日には市観光協会北川辺支部がオニバスフェスタを開催する。問い合わせは市北川辺総合支所地域振興課=電0280(61)1205=へ。 (中西公一)