三鷹の夏の風物詩「三鷹阿波おどり」(三鷹阿波踊り振興会主催)が、今年で五十周年を迎える。十九、二十の二日間、三鷹駅南口の中央通りをメイン会場に開かれる節目の今回は、市内外から三十五連(グループ)が参加し、熱気あふれる踊りを披露する。 (鈴木貴彦)

 三鷹阿波おどりは、街を活性化しようと一九六八年に始まった。「当初は三鷹に阿波おどりの連は存在せず、本場徳島から踊り手を招いて開催したそうです」。そう語るのは、市内で一番古い歴史を持つ「みたか連」の連長、天野龍さん(27)。五年前、二十二歳で連長を任された若きリーダーだ。

 みたか連は七三年、三鷹中央通り商店会のメンバーが中心になって結成された。徳島の伝統的な踊りを継承しつつ、独自の振り付けも採り入れ、多くの観衆を魅了してきた。現在は三十代を中心に約七十人。「先輩たちが苦労しながら育て、それが刺激になって市内に少しずつ連が増えていきました」と天野さん。

 三鷹阿波踊り振興会の副会長、横幕直和さん(69)は「天野君みたいな若い人にどんどん引っ張っていってほしい。今年は記念の年、大いに盛り上げます」と語る。

 両日とも午後六時から九時まで。踊り手と観客が一体となって乱舞するフィナーレは必見だ。誰でも参加できる「飛び入り連」もある。三鷹駅近くのさくら通り駐車場(下連雀三)の特設会場では午後二時〜八時まで、歌や踊りのステージ、模擬店などがある。問い合わせは同振興会事務局=電0422(49)3111=へ。