ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、羽生署は、羽生市の保育士飯島早織さん(28)に感謝状を贈った。

 署によると、飯島さんは二日午後、同市の東武南羽生駅付近で散歩中に、加須市の女性(75)から道を聞かれた。女性は息子を名乗る男から現金が必要との電話を受け、百万円を持参し、指示された受け渡し場所の駐車場を探していた。

 飯島さんは現金を受け取りに来る男と電話で会話をした。当初はその男が女性の知り合いだと思っていたが、会話をするうちに女性と初めて会う男だと分かり、不審に思い、警察に通報した。

 飯島さんは「おばあちゃんは渡す気まんまんだった。おばあちゃんが被害に遭わなくてよかった」と振り返り、林学署長は「飯島さんに機転を利かしていただいてありがたい」と感謝した。 (中西公一)