子育て先進国といわれるフィンランドから、ネウボラナースと呼ばれる専門職を招く国際シンポジウム「子育て・子育ちを支えるネウボラナースからのメッセージ」が九月九日、新座市野火止のふるさと新座館ホールで開催される。参加無料で事前申込制。

 新座市と十文字学園女子大(同市菅沢)の共催で、フィンランド大使館が後援する。フィンランドには妊娠期から就学前まで、子育て家庭を切れ目なくサポートする体制があり、その拠点施設「ネウボラ」で活動する専門職をネウボラナース(保健師)と呼ぶ。ネウボラはフィンランド語で「相談の場」を意味する。

 シンポでは、同大幼児教育学科の向井美穂教授らが調査研究の結果を基にしたネウボラの取り組みについて紹介した後、フィンランドから招いたネウボラナース二人が子育て家庭に寄り添う際に大切にしている「傾聴と対話の姿勢」を中心に、通訳を介して語る予定。

 向井教授は「ネウボラの制度をそのまま日本に取り入れることを目指すのではなく、多くの方々に自分なりの子育てや子育て支援について考える機会としていただけたら幸いです」と話している。

 午後一時開演。定員は二百人。希望者は名前、所属・立場、電話番号を明記した上で、「十文字学園女子大学 ネウボラ国際シンポジウム係」=メール(neuvola@jumonji-u.ac.jp)、またはファクス048(478)9367=で申し込む。問い合わせは市子育て支援係=電048(424)9608=へ。 (加藤木信夫)