県営合角(かっかく)ダムにちなんだ「ごうかくダムカレー」の今季の販売が二十二日、秩父市上吉田の野外学習施設「吉田元気村」のクラブハウス二階レストランで始まった。縁起のいい食材でつくった特製カレーを提供し、受験生や就活生の合格を後押ししたい考えだ。

 このカレーは、元気村を運営する秩父市の第三セクター「龍勢の町よしだ」と、ダムを管理する秩父県土整備事務所が開発した。「合格」に通じる五角形のライスと「勝つ」を意味する五枚のヒレカツが特徴。「福の神」に通じる福神漬けの小鉢などが付く。

 ダム近くの菩薩寺(ぼさつじ)で合格祈願を済ませた小ぶりのお守りや、「合格」と明記された特製のダムカードもあり、挑戦する若者たちをバックアップする。

 ごうかくダムカレーは昨季初めて発売した。今年一月にメニューに加えたところ、想定を上回るペースで注文があり、元気村には「御利益」をありがたがる声が多数寄せられたという。

 龍勢の町よしだの本多秀夫社長は「ぜひとも多くの人に食べてもらいたい。万全な心構えで試験に臨み、栄冠を勝ち取ってほしい」とPRしている。

 限定二百食。販売期間は来年三月二十一日までだが、完売時点で終了する。税込み九百円。営業時間は午前十一時〜午後三時。火曜日と年末年始(二十九日〜一月三日)は休業。 (出来田敬司)