「第8回全国高校選抜スポーツクライミング選手権大会」(日本山岳・スポーツクライミング協会、加須市など主催)が二十三日、同市の加須市民体育館で始まった。42都道府県から120校、男女計192人が参加し、高校生の頂点を目指す。

 同大会の種目は、壁に設けられたルート(課題)を、各所に埋め込まれた金具にロープをかけて登るリード。この日は予選があり、2本のルートを登り、6分の競技時間内で最長到達距離を競った。

 選手たちは手足を大きく伸ばして突起物を次々と移り、時には少し距離がある突起物に飛び付いた。観客席からは、頑張れを意味する「ガンバ」の声援が飛び、選手が最上部の金具に到達する「完登」を成し遂げると拍手が湧き起こった。

 加須市は同大会を「スポーツクライミングの甲子園」ととらえ、開催に尽力しているという。県勢は昨年、個人男子で久喜工業の本間大晴選手が優勝するなど、毎年のように上位に進出している。

 最終日の二十四日は準決勝と決勝がある。 (中西公一)