日光市の中禅寺湖畔にある「ベルギー王国大使館別荘」が二日から初めて一般公開されるのを前に、一日、報道陣に公開された。一般公開は建築九十年を記念した初めての企画で、六月の期間限定。今も使われている洋風建築の別荘をつぶさに見られる貴重な機会となる。 (北浜修)

 県やJRグループなどが展開している大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」(三十日まで)に合わせ、県と大使館が企画した。

 県によると、別荘は一九二八年に建てられた木造二階建ての洋館で、現在も「現役」の別荘。風光明媚(めいび)な景観に囲まれ、国際的な避暑地として知られる湖畔に今も残る各国大使館別荘や旧別荘の一つ。他国の別荘に日本風の建物が多い中で、趣の異なるたたずまいとなっている。

 公開エリアは、一階のエントランス、ホールのほか、ソファや石造りの暖炉などが備えられているサロン、ベランダ、テラス。

 別荘内に入ると、サロンやベランダ、テラスから美しい水辺を間近で望むことができる。湖に向いた窓は大きく、室内はとても明るい。

 県の担当者は「次回はいつ見られるか分からない。県内外や外国から来ていただき、たくさんの方に見ていただければ」と来場を呼びかけている。

 一般公開の期間は、二十五日までの土〜月曜。午前十時〜午後四時。入場無料。予約は不要。公開の時間帯以外は、一般の立ち入りはできない。

 問い合わせは、県自然環境課=電028(623)3206=へ。