十七日の敬老の日を前に、平塚市の落合克宏市長は十四日、同市唐ケ原の特別養護老人ホーム「富士白苑」を訪れ、同苑で暮らしている百八歳の岩本みよさんの長寿を祝った。市内最高齢であることを告げられた岩本さんは「幸せです」とにこやかに応じた。

 岩本さんは一九一〇(明治四十三)年三月、静岡県で生まれた。夫の仕事の関係で五九(昭和三十四)年に市内へ転居した。七人の子どもに恵まれ、孫十人、ひ孫十五人、玄孫(やしゃご)は一人いて、さらに二人が誕生する予定という。百一歳まで長男家族と市内で暮らし、七年前、同苑に入った。

 「肌もつるつるして、お元気そうで」と落合市長に声を掛けられ、「おかげさまで体は丈夫。どこも悪いところがない」と即答。「嫌いなものはない。何でも食べる。編み物が好き」とよく通る声で話した。

 落合市長は、市生きがい事業団で衣類の直しや小物づくりをしている女性会員グループが手作りした肩掛けを贈った。岩本さんは何度も「ありがとうございます」と繰り返した。 (吉岡潤)