横須賀市の市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」は、米海軍横須賀基地の軍人百十二人に入隊動機などを尋ねたアンケートの結果を発表した。入隊動機を「国家のため」と答えたのは一割弱にとどまる一方、「世界中を見て回りたい」との回答が約四割で最も多く、「仕事・将来のため」「教育のため」が合わせて三割超だった。

 百十二人中、基地に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員は三十九人。そのうち、二〇一一年三月の東日本大震災でレーガンが「トモダチ作戦」に従事した際、被ばくしたことを「知らない」と答えた人が半数近くに上った。メンバーの新倉裕史さんは「回答者の多くが入隊三年以内で震災時を知らないからでは」と分析する。

 アンケートは、基地のない街を目指して月例デモを続けている同団体が、米兵についてよりよく知ろうと一六年三月〜一八年四月に実施した。メンバーが街中で米兵に声をかけ、用紙に回答を記入してもらった。 (福田真悟)