2011年の東日本大震災で被災した宮城県石巻市の保育所に、寄付金で購入したおもちゃを贈り続けているスポーツ施設運営会社がある。日高市のセイホクスポーツだ。今年も運営するスウィン日高スイミングスクール(同市鹿山)で14日、寄付金を募る「復興応援イベント〜こころの支援を届けよう」を開催する。 (加藤木信夫)

 イベントは震災があった一一年に始まり、八回目。震災による大津波で石巻市の幼稚園の送迎バスが流され、園児五人が死亡したことがきっかけだった。

 「私たちのスクールでも子どもの送迎バスを出していて、人ごとではない。ピンポイントで支援できないかと考えた」。スウィン日高副店長の遠藤美由紀さんはそう振り返る。

 石巻市役所に市内の保育所を紹介してもらい、一一年十二月、メッセージ付きの手作りクリスマスツリーを贈ったのが皮切り。その後、手頃な価格で子どもの発想力を引き出せるおもちゃの寄贈に切り替えた。

 おもちゃの内容や数は寄付金額に応じて決める。昨年は約三十万円が集まり、組み合わせてさまざまな形を作るおもちゃを八つの公立保育所に贈った。今年は十一月後半の寄贈を予定している。

 イベントでは、趣旨に賛同した飲食店などがブースを出し、出店料名目の寄付をする。会場には段ボール製の手作り募金箱を置くほか、一般開放する屋内プールの入場料百円も寄付金に充てる。

 ブースでは被災地支援の一環として、宮城県南三陸町から直送された鮮魚のほか、西日本豪雨被災地の人気商品「きびだんご」(岡山)「一六タルト」(愛媛)「五平餅」(岐阜)なども販売される予定だ。

 遠藤さんは「埼玉から、心の支援の輪を広げていきたい。ご協力をお願いします」と呼び掛けている。イベントは午前十時〜午後一時。JR八高線・川越線高麗川駅から徒歩二十分。問い合わせはスウィン日高=電042(989)5940=へ。