浅草神社(台東区浅草2)と氏子団体の浅草神社奉賛会が主催する今年の「三社祭フォトコンテスト」(東京新聞後援)の入賞作が決まった。最優秀の三社祭大賞には、十数年ぶりに氏子44町会の神輿が浅草寺本堂裏に集結した様子を写した中根英治さん(埼玉県久喜市)の「100基勢ぞろい」が輝いた。 (井上幸一)

 今年の三社祭(五月十七〜十九日)は好天に恵まれ、百九十八万人(主催者発表)の人出でにぎわった。フォトコンは五回目で二百四十二点(一人三点まで)の応募があり、シンガー・ソングライターのなぎら健壱さん、台東区写真連盟の須賀一名誉理事長、浅草の観光関係者、東京新聞の星野浅和写真部長らが浅草神社で審査した。

 大賞に次ぐ、一之宮賞は伊藤久美子さん(台東区)の「紅(べに)」、二之宮賞は伊東康文さん(荒川区)の「お出迎え」、三之宮賞は戸叶恒夫さん(同)の「影と共に」。審査員特別賞は菊池邦子さん(世田谷区)の「幻想」、前回から創設されたユーモア賞は、多和裕二さん(江戸川区)の「元気な浅草っ子」が選ばれた。

 審査委員長のなぎらさんは、「これはソフトフィルターかな」「うまい人はうまい」「神輿(みこし)を上から見ちゃってるね」などと語り、ルーペでピントを確認しながら作品を吟味。審査後、「レベルが上がり、年々選ぶのが難しくなっている」と講評した。

 佳作までの入賞作二十点は七月から神社のホームページにアップされ、七月一〜七日に催される「夏詣(なつもうで)」の際に境内で掲示される。また、来年の「三社祭公式ガイドブック」に掲載される可能性がある。

 佳作は次のみなさん(敬称略)。

 【東京都】新湯哲生、臼居貞夫、伊藤勇(台東区)、米倉辰雄(北区)、鈴木紘太朗、渡辺邦昭(八王子市)、今玉利修司(国分寺市)栗原幹康(西東京市)

 【神奈川県】峯岸誠一(横浜市)、山本典央(川崎市)、漆戸美保(相模原市)

 【埼玉県】SARU(上尾市、本名非公表)

 【住所非公表】鈴森康弘、磯貝孝弘