うだるように暑い毎日に、食欲も減退しがち…。こんな季節には、ガツンと激辛麺を食べて汗をかき、爽快感を味わいたい!

今回は辛いが旨味があり箸が止まらなくなる、最強のウマ辛麺の名店をドドンと紹介しよう!


辛魚粉たっぷり!辛辛魚つけめん『麺処 井の庄』

自然豊かな街、石神井公園駅西口から徒歩1分程の場所に、10年ほど前から地域に根差した『麺処 井の庄』がある。

オーナーは、激辛ラーメン専門店やラーメンとつけ麺がウリの人気店で修行した経験の持ち主。

得意中の得意である激辛ラーメン「辛辛魚」を商品化し、話題を集める店だ。


鰹節の魚粉を覆うように真っ赤な粉、国産一味唐辛子を惜しげもなく盛りまくり!

むせないようにスープに浸して飲んでも、辛さが瞬時にやってくる。辛味が飛ばないようにスープを適温にしているからダイレクトに刺激するのだ。

辛さに慣れてくると、弾力がある麺と濃厚魚介豚骨スープの旨味とコクに没頭できる。

角切りチャーシューと極太の自家製メンマも劣らぬインパクトだ。


辛さも旨みも最強レベルの地獄系担担麺!『地獄の担担麺 護摩龍 五反田』

五反田駅東口エリアのソニー通り沿いを歩くこと数分。

ドクロの看板が目印。「開門中」は営業している証。地獄の入り口から勇気を出して、潜り込もう!


赤すぎる地獄の担担麺とは!?

一目で震えあがるほどの真っ赤なスープ。まるで火の池みたいだ。そう、この「地獄の担担麺 無限」こそ、店で激辛マックスレベルの担担麺なのだ!

1辛レベルでは辣油しか辛味成分は入ってないのに対し、マックスレベルは自家製辣醤と山椒に加え、鷹の爪やハバネロが12〜13本も入っている。

スープを一口飲んだら、舌が燃えるように熱い! 強がって頼んでしまったことを後悔する。地獄から早々に抜け出せない。

だが、激辛なだけでなく胡麻の香り高さと深いコクも感じる。2種類の胡麻を大量にブレンドした極濃厚な特製担々麺醤が唐辛子に負けてない威力を発揮している。そのバランスからやみつきになるのだ!


残したスープで2度美味しい!ファイヤーな演出

担担麺の残しておいたスープと200円をカウンターに出して「リゾット!」と伝えよう! すると、また新しい味の扉が開かれる!

このリゾットのほうを楽しみにくるお客もいるくらい、必食のメニューなのだという。

スープにチーズをかけてバーナーで一気に炙る事で濃厚さが増し、ご飯とのからみが抜群に良い!

これにトッピングを追加オーダーするのもおすすめ。家では真似できないここだけのお楽しみなのだ。


たまらなく辛い!でもたまらなく旨い!夏にピッタリの麺はこちら!

常連さんの激辛オーダーがあると店内全員、一時避難退去『味覚1号店』の頂天石焼 麻婆刀削麺

西新橋に2011年8月オープン以来、激辛ファンの間では一目置かれるこちらのお店の名物は、なんといっても黒い石鍋に入った「頂天石焼 麻婆刀削麺」。

小ぶりな石鍋に入った麻婆は、グツグツと音を立て、飛び跳ね防止にペーパーがかかって配される。ユニークなビジュアルだが、味は侮れない本格派。

辛さが、薄辛、普通辛、中辛、激辛と4段階あり、激辛は湯気だけでほかのお客様全員むせ込んでしまう危険なレベル!常連さんの激辛オーダーがあると店内全員、一時避難退去するほどだ。


辛さに自信がある人しか絶対に挑戦してはいけない東京一辛い麺である「頂天石焼 麻婆刀削麺」は、まずは薄辛から始め美味しさを理解した上で、辛さのランクを上げていくのが正しい作法。

写真は、中辛であるが湯気が目に染み咳が止まらない緊急事態になったほどだ。


それぞれの辛さの段階別に、適した自家製ラー油や唐辛子などを使い分け、辛さを調節しているので辛さの中にも味わい深さが感じられる。

スープを口に入れると、金華ハムや鶏、牛骨、豚骨などをじっくり煮込んで生まれる旨みが広がり、弾力がある刀削麺もよく合う。

さらに別にライスを頼み麻婆丼も楽しむ“W麻婆”もおすすめ。激辛の刺激を求め、熱々の麻婆を汗だくで頂こう。


名古屋発祥の「台湾ラーメン」脳天をつく辛みと旨みがクセに!『郭 政良 味仙』

名古屋の激辛激ウマなご当地ラーメンといえば、「台湾ラーメン」!その元祖台湾ラーメンを提供するのが『郭 政良 味仙』 東京神田店、神田西口店だ。

看板商品は、もちろん「台湾ラーメン」!「台湾ラーメン」とは、麺の上に秘伝の台湾ミンチ、青ネギ、ニラが乗っているのが特徴。

ゴロっとしたニンニクで風味を、輪切りの唐辛子で辛味を主張させている。


底には鶏ガラに秘伝の醤油を加えたスープが入っており、よく具と麺と一緒に絡めることがポイント。

口に入れるとまず旨み!そしてそのあとから唐辛子の辛さが追いかけてくる。口に運ぶたびに旨み・辛みが交互にピークを迎え、箸が止まらないほど癖になる美味しさなのだ!

そもそも「台湾ラーメン」とは、台湾にはないオリジナルメニュー。台湾出身の店主が、本国の担仔麺をベースに辛くアレンジした。

もとは常連さんの間で好評だったこの麺が、1980年代の激辛ブームを追い風に、一気にブレイクしたもの。それがとうとう東京で食べられる日が来るなんて!


旨みが強い!「台湾ラーメン(塩)」食べ比べるのもおすすめだ

せっかく来たならこちらも味わってほしいのが「台湾ラーメン」の塩味。台湾ラーメンのなかでも、『郭 政良 味仙』だけのオリジナルメニューで人気がある逸品。

「台湾ラーメン」と具は同じで、スープが醤油ベースではなく塩とバターが入っているのが違いだ。

ニンニクとバターの香りが相まって、辛さを優しくコーティングしている。旨みが強く感じられて、こちらは麺を食べた後につい白ご飯を投入したくなる味だ。

完食するころには湯上り状態の汗が…。でも、それがとても気持ちいい!お腹も心も大満足できる名店だ。


いま五反田は激辛麺の聖地なんです!押さえておきたいウマ辛麺はこちら!

周りの客もむせるほどの激辛担担麺『ピカンテ (PICANTE)』

五反田駅西口から徒歩3分。五反田の路地裏に佇む喫茶店のような店。ここは、悶絶級な激辛メニューで有名な汁なし担担麺専門店なのだ。

辛いものが好きだけどそこまで強くはない、そんな方には、「PICANTE AKA」がおすすめ。

ニンニクと生姜で挽肉を炒め、一味と秘伝のタレそして豆板醤で味付けしている。唐辛子の辛味だけでなく、肉味噌の甘みも感じら、後を引く旨さがある。

「PICANTE AKA」には、このほか、辛味増し×1(50円)から辛味増し×3(150円)、地獄の辛さ HELL(100円)、昇天する辛さ HEAVEN(150円)といった上級者向けのもある。辛味増しにすると、あの激辛唐辛子が加わる。


激辛マニアの間で話題なのが「PICANTE AKA HEAVEN」。ギネス世界記録に認定された世界一辛い唐辛子「キャロライナ・リーパー」入りの担担麺なのだ。

担担麺だからといって芝麻醤は使わない。辛さに特化するためだ。だが、粉末のまま使うとむせるので、「キャロライナ・リーパー」を油で20分熱し、オイルに香りを移している。

「PICANTE AKA」の秘伝のタレと一緒に乳化させ、完成させている!辛いだけでなく、味わいたくなる一杯だ。


夏季限定の冷やし担々麺が絶品すぎる『ファイヤーホール陳』

2017年3月に五反田にオープンした『ファイヤーホール陳』。同店をプロデュースしたのは、四川飯店グループ総料理長の菰田欣也氏だ。

夜は四川火鍋専門店、そして昼には、四川伝統の「宜賓燃麺」を始めとする麺専門店に変身する。

「宜賓燃麺」とは、四川料理の名物である和え麺のこと。汁なしの麺で、麺に醤油や辣油が絡みつき、まるで炎のようにみえることからその名が付いたという。

そして、夏におすすめしたいのは「汁あり冷やし担々麺」。鶏ガラスープをベースに、白胡麻を煎ってペースト状にしたものを入れ、自家製の辣油で仕上げられる担々麺は、辛み中にしっかりと旨み、コクを感じることができる。シンプルに味付けされた、挽肉もスープの味を引き立ててくれる。

五反田に現れた新店は怪物級のウマ辛スポット! 激辛ファンだけでなく、この美味しさはどんな人でも一度食べたらヤミツキになるはず。暑い夏にこそ、訪れたい名店だ。


辛麺だけど、シックに味わえる名店はこちら!

四川料理の巨匠が手がける激辛麺!『飄香銀座三越店』

激辛好きにはたまらない四川料理!テレビで大活躍の中華料理人・井桁良樹氏がプロデュースした四川料理の名店『飄香銀座三越店』も辛麺好きには堪らない一品を提供中。

その名も「四川漬け物と鶏肉の唐辛子炒めのせ和え麺」。宜賓地方のそば料理で、卵は使わずかん水の量を極力抑えたストレートタイプの細麺を使用している。

上には四川漬け物と冠地鶏、底には唐辛子のタレが隠れているから全体をよく混ぜて、さあ食べよう!

赤く染まった麺は、辛いが冠地鶏の旨味と隠し味の腐乳のコクに支えられ、いつしかはまってゆく。


深く痺れる本気の辛さにハマる!
『四川菜 龍滕』の「麻辣麺」

シェフが得意とする自家製の麻辣は、四川省より直送される新鮮な花椒が醸し出す香りの良さが特徴。これを使った火鍋も名物メニューのひとつだ。

麻辣麺は国内の契約農家で作ってもらった白菜、ターサイ、キクラゲ、エノキなど、新鮮な野菜がたくさん。灼熱のスープは、唐辛子のヒリヒリする辣味と花椒の舌が痺れるような辛さのダブルインパクト!食後は胃も火照る辛さだが、深い風味と食後の爽快感にハマる人も続出。


まだまだ続くよ都内最強ウマ辛麺!

練り胡麻凝縮のクリーミーな逸品
『希須林 赤坂』の「希須林 担々麺」

ほのかに香る干海老とたっぷりのもやし、適度に馴染むクリーミーなスープ……。青山にある人気中国家庭料理の赤坂店は、行列の絶えない担々麺専門店。味の要は豚肉と鶏肉を使った肉味噌、豚骨&鶏ガラのWスープ、たっぷりの練り胡麻。

1から5段階まで調節できる辛さは炒めた玉葱と一味で作る特製の醤(ジャン)の量で調節。辛さのレベルは3辛で普通。辛党なら4辛以上がおすすめ。白飯とも好相性だ。


素材の良さが風味を醸す元祖担々麺
『雲林坊』の「本場成都の汁なし担々麺」

『神田雲林』プロデュースの担々麺&陳麻婆豆腐専門店。本店と同じ担々麺・麻婆豆腐よりおすすめしたいのが、ここでしか食べられない汁なし担々麺。本場成都の味わいを彷彿させる担々麺は、何より風味がいい。

その理由は選りすぐりの素材にあり。麺は全粒粉麺、花椒は四川省の漢源産花椒を一粒一粒選り分けて吟味。自家製ラー油やたっぷりの胡麻など厳選された素材を使用し、深みのある辛さが印象的。食べ終わった後の爽快感がクセになる。