アクセスは便利だがあまり大人な店のイメージがない渋谷エリア。この街で「本当に旨い大人の店」や「隠れ家」を知っていると、なおさら株が上がるというもの。

なかでも「渋谷1丁目」は、大人が楽しめる名店が立ち並び、じわじわと人気が出てきているエリア。

渋谷特有の喧噪が店の雰囲気をイイ感じに砕き、大人になった今だからこそ訪れるべき店をおさえよう!


大人の渋谷が楽しくなるベルギービールの店『WINE & BELGIAN BEER ヘイメルミヤマス』

渋谷の宮益坂を上り、駅前の騒がしさが少し遠のいたところにあるベルギービールの店、『WINE & BELGIAN BEER ヘイメルミヤマス』。

小さな入り口からは想像出来ないほど広がりのある店内は、多くの客がひしめき合っていて、一目で人気店だと分かる。


まずここに来たら大瓶セゾンビールで乾杯していただきたい。

爽やかなスパークリングと華やかな香りが印象的で飲み進めるうちに味の変化が生まれるから、大瓶でも飽きることなく飲めてしまう!


この店でしか食べられない一皿、「ミュゾーのグリビッシュソース」。

ミュゾーとは豚の頭の皮で、豚頬肉とタンを巻いて作られたハムのこと。

聞き慣れないが、旨味が凝縮されたハムの中に、時折コリコリとした食感が感じられる絶品だ。


ボリューム満点の「カスレ」も人気の逸品。自家製ソーセージと豚バラ肉、鴨のコンフィがこってりと煮込まれている。

「カスレ」の豪快な味わいと、合わせて頼んだフルーティーな大瓶ビールに助長され、話も弾む!

ちょっと違った目線で渋谷の街を歩いて、”大人ワイガヤ”な店を探すのも新しい渋谷の楽しみ方。大人になった今だからこそ、きっと貴方も渋谷に戻ってきたくなるだろう。


絶品の一軒家ビストロもあります!

本格的なフランス郷土料理をリーズナブルに『コンコンブル』

言わずと知れたカジュアルフレンチの先駆け的な名店『コンコンブル』。

渋谷駅から徒歩1分という好立地ながら、パリ郊外のレストランでも修行を積んだシェフの奥村氏による本格的なフランス郷土料理がお財布に優しいお値段で味わえる。


今や来店した人ほぼ全てが注文するほどの人気メニューが「ローストビーフ」。

鐘を鳴らしてローストビーフの焼き上がりを告げるという提供スタイルが、「なんだか美味しそう!」「食べてみたい」と思わせてくれる最高のスパイスとなっている。

また鳴らされる鐘にもこだわりが光る。なんとラベルジュモン=サント・マリーの鐘をフランスから輸入し、現地さながらの音色を響かせているのだ。


アラカルトはもちろん、コースメニューもリーズナブルで利用しやすい。

デートや仲間たちとの夜の会食はもちろん、ランチも人気が高く行列ができることもしばしば!


「仔羊のあら切りカレー フレッシュハーブ添え プロヴァンス風」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例


隠れ家ビストロの新店、ここ美味しいです!

路地裏に出来た教えたくない隠れ家ビストロ『ネオビストロシナプス』

駅から5分程度の場所にオープンした大人のためのビストロ、『NEOBISTROSYNAPSE (ネオビストロシナプス) 』。

渋谷はちょっと…と敬遠していたアナタも、必ず満足するはず。


シェフの右手健一郎氏とソムリエの小林靖治氏は、渋谷松濤の老舗名門フレンチのシェ松尾で長く活躍し、渋谷を熟知している。

だからこそ、今大人が渋谷に求める「楽しい食事」にフォーカスし、フランス料理をカジュアルでリーズナブルに、さらにファッショナブルに楽しめる、”ネオ”なスタイルを提供できるのだ。


右手シェフの創り出す料理は、クラシックなフレンチをベースにしながらもオリジナルの要素を加えた、ネオフレンチ。グランドメニューは存在せず、その季節、その日に届いた食材から生まれるインスピレーションで創り上げるという。

どの料理も丁寧な仕込みで、前菜やスープ、魚料理から肉料理まで絶品だ。


魚料理はその日に仕入れたものを、好みの調理方法を選んでオーダーする。

この日は長崎県五島産の伊佐木のポワレを、アボカドと檸檬のワカモレと一緒にいただくという斬新なスタイルで。

添えてあるのは陸奥産のベビーホタテ。春菊のソースがいい苦みアクセントを加えてくれ、ワインが進む!


メインの肉料理は、豪快さの中にも繊細な盛り付けが美しい。

シンプルに牛ハラミを旨みが感じられるバベットステーキには、粒マスターと赤ワインのソース、さらに彩を添えるのはジャガイモのグラタン。これだけでも十分満足度の高い一皿に、お腹も大満足だ。

料理だけでなく、右手シェフの料理を華やかに演出するために拘ったというお皿も楽しんで欲しい。


焦がしナッツ入り濃厚なムースオショコラクラシック


ソムリエの小林氏が選ぶワインはもちろん、珍しいフランスのカクテルなどが揃う


通りから見つけにくい隠れ家風の扉を開けると、落ち着いた空間が!

小さな扉を開けると、カウンター5席、テーブル9卓というこぢんまりとした落ち着きのある空間。

自分たちの理想の空間で料理を提供したいということから、内装は手作りだ。


真っ赤な壁が印象的で、壁には自ら選んだ絵画やアンティークの額縁が所狭しと飾られている。

さらに、BGMはフランスのリアルタイムの流行を取り入れている。

五感全てを意識して、圧倒的な世界観を創り上げているのだ。


一見さんは通り過ぎてしまう隠れ家感!

博多の屋台で大ブーム!“野菜巻き串”を渋谷で!『博多串焼きごりょんさん』

食の宝庫「福岡博多」で空前の“野菜巻き串”ブームが巻き起こっているのをご存じだろうか?

“野菜巻き串”とは、採れたての野菜に豚バラ肉をぐるぐる巻きにして焼き上げた、ヘルシーな焼き串のこと。


博多の専門店では連日行列ができるほどの人気っぷりだ。

そんな注目グルメが楽しめる店が東京初出店!

その食通からも注目されている店が、『ごりょんさん』だ。


場所は多くの飲食店がひしめく渋谷エリア。とは言っても渋谷駅から徒歩15分程歩いた宮益坂上の裏路地で、駅前からは離れた静かな場所だ。

店に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、焼き台を目の前に見ることができるオープンカウンター。


ガラスのショーケースの中には鮮やかな串がたんまりと並ぶ。

カウンターの奥にはしっとりとした雰囲気のテーブルや個室も完備。


最初にオーダーするのはもちろん、名物の野菜巻き串。

木箱に豪快に盛られた串が目の前に登場し、ここから食べたい串をチョイスしてオーダーするのがこの店のスタイルだ。

メニューを見るよりも、自分の直感を重視して見た目でオーダーする、なんていうチャレンジも大人心をワクワクさせる。


焼きあがった串は、一本ずつ目の前の大きな皿に並べられる。名物の「レタス巻き」は程よいシャキシャキ感が残る絶妙な火入れで焼かれ、豚バラの脂がじゅわ〜っとあふれ出す。

「万能ネギ焼き」はその名の通り串から溢れんばかりにぎっしりとネギが詰まっており、豚バラとの相性も抜群の一品。その他、れんこんやトマト、豆苗など幅広い野菜が取り揃えられている。

1本のポーションが大きくボリュームもありながら、肉よりも野菜が主役なのでカロリーを気にする女子でも安心して食べられるところが人気のヒミツ!


卵黄をたっぷり絡めて食べる「スキヤキ」。甘辛のタレと絶妙に絡み合う卵はまさに絶品!


これも絶品!「ごぼう入りのマルチョウ焼き」


串だけでなく、九州の食材をふんだんに使ったウマいつまみもズラリと並ぶ。オーナーの一押しは「明太子のアヒージョ」。

博多といえば明太子であるが、その明太子を丸々オイルの中に入れてしまうという、贅沢なアヒージョ。

明太子をスプーンで崩しながら熱々のオイルで徐々に火を通していく。すると、プチプチとした食感がたまらないアヒージョの完成だ。

ワインにもピッタリの一品、要チェックである。


店の隠れ家感といい、野菜たっぷりのヘルシーな料理といい、間違いなく女子ウケする店だとみた。

たっぷり食べてもリーズナブルなのは、男子のお財布ウケも抜群だろう。


飲める蕎麦屋もあります!

手打ち蕎麦を和食と共にスタイリッシュに愉しむ『雷庵-Ryan-』

ガラス張りの開放的な空間には、木肌のぬくもりを感じる無垢材のテーブルやカウンター。

和テイストを取り入れた洒落た店内でいただくのは、手打ち蕎麦と素材にこだわった和食。


クラフトビールやナチュラルワインを傾けながら、食事の〆に打ち立ての蕎麦を味わう──。

ありそうで意外となかった、新しい蕎麦との付き合い方が楽しめそうだ。


店の一角には蕎麦打ちコーナーが設けられ、料理長の後藤勇太さんの蕎麦打ち作業を見学できる


無垢材のカウンターに囲まれた厨房は、完全なるオープンキッチン。料理ショーを目にしているかのようなライブ感もこの店の魅力だ


使い勝手よし!深夜までやってるお酒も飲めるカフェ『オン ザ コーナー』

渋谷駅の程近くにありながら、喧騒も落ち着いた児童会館前に佇むカフェ。

美味しいエスプレッソはもちろん、豊富なパスタやウェルシュレアビットなどのしっかりゴハンも嬉しい。深夜族の最終目的地といえばココだ。


しっぽり和食だってあるんです!

駅近とは思えないゆったりとした空間『小割烹おはし』

渋谷1丁目エリアなら、駅のそばなのに、個室でしっかりとした和食を味わえる。

内装は旅館をイメージしており、料理も割烹ほどではなく、京のおばんざい(総菜)を提供する。

ここでは煩いBGMもなく、旅先の旅館に来たような居心地の良さで、デートや商談も捗りそう。


魚介類は毎朝築地から仕入れるため、鮮度は抜群。また、湯葉や生麩などの料理、土鍋が名物だ。

土鍋はオーダーが入ってから40、50分はかかるのではじめにオーダーしておこう。

渋谷という利便性のよい場所で、大人同士がゆっくり親睦を深めることができそうな貴重な店だ。


人気の酒は獺祭


個室は4名でほどよい空間。間仕切りを取れば大人数でも対応が可能


2名用の掘りごたつつきの座席。商談だけでなく、大人のデートにももちろん対応可能