渋谷セルリアンタワー方面の南西部にある桜丘町は、渋谷の中でも美味しい店が密集しているエリアだ。

大人がしっぽり楽しめるグルメや、小箱な店が多く、飲み歩きするにも最適な街!

この坂を歩くだけでついつい2件、3件とホッピングしてしまうこと間違いなし。この夏は桜丘でハシゴ酒を楽しもう。


落ち着いた店内で食事が楽しめる、大人の隠れ家『多心』。

渋谷の桜丘に、グルメな大人にピッタリの蕎麦の名店がある。坂の奥に位置し、「知る人ぞ知る」という隠れ家感もたまらない。

名物はなんと言っても石臼挽自家製粉を使用し、手打ちでつくるというこだわりの蕎麦。日本人の心にじっと染み渡る『せいろ蕎麦』。

やはりまずは、蕎麦だけを何もつけずにすすり、味わいたい。冬蕎麦とは趣の異なる、若々しく上品な芳香が鼻腔を突き抜けるはずだ。

身体と心が凛とする、粋な真夏の日本蕎麦を感じよう。


バルの本質と志を受け継ぐ、都心の人気店『リゾットカレー スタンダード』

いつも大勢のお客でにぎわっているカウンターだけの小さなイタリアンバルは、料理、グラスワインともに基本500円程度。

サクッと1人で1軒目使いにもいいし、飲み歩いたあとの〆にも立ち寄りたくなる使い勝手のいい店だ。

それもワインはグラスになみなみ、つまみもボリュームがあってワンコインとは侮れない。


看板メニューのリゾットカレーはワインのお供にも絶妙な逸品。

チキンのトマト煮込みをベースにしたカレーとチーズリゾットを、まずは別々に味わい、最後におもむろに混ぜればさらに二度美味しい。

リゾットに使う生クリームは控え目で、その分、牛乳はたっぷり。驚くほど、軽やかな仕上がりなのだ。


ワインリストはなく、気楽に食べて飲んで、〆にリゾットカレーを、というスタイルがうけて、いつ訪れても満席。

雰囲気は気軽で味はちゃんと旨いから、深夜の渋谷でも店内に笑顔があふれている。この街を象徴するような店だ。


1軒目にピッタリな気がきいた鮨屋も登場!

熟練の職人が腕を振るう江戸前の味『鮨 須賀』

2016年に誕生した鮨の新店がこちらの『鮨 須賀』。すし職人歴31年の大将・浅香秀雄氏が、日本の伝統的な“本物”の江戸前ずしを味わえる店を桜丘にオープンさせた。

浅香氏は、日本ならではの江戸前ずしの伝統を守り抜き、幅広い世代に発信していくことを目指しているのだという。


渋谷の中でも落ち着いた大人のエリア、桜丘。駅近だが、隠れ家的のようにひっそりと佇むビルの中にある。

一人はもちろん、デートでも、接待でも活用できそうな、居心地のいい空間だ。


ファッションや音楽様々な流行に敏感な人々の集まる街・渋谷で、日本の伝統食文化を伝え、魅力を発信することで、若い世代へも江戸前ずしを広く伝えていく。

何が違うのかを、自分の舌で、感性で味わってみようではないか。


桜丘の主的な存在!一度は行ってみたい『富士屋本店』

渋谷のビル地下に広がる呑んべえの巣窟『富士屋本店』

桜丘町の一角に広がる酒呑みの秘密基地。小さな入り口から多くのポスターで彩られた階段を降りると、目の前に突然広がる大衆立ち飲みパラダイス『富士屋本店』。

厨房をぐるりと一周取り囲むカウンターは、総延長30m以上。そこが、夜毎集まってくる呑んべえでズラリと埋まってしまうのだからすごい。


キャッシュオンデリバリーだから、つい呑み過ぎる心配もご無用。仕事帰りや待ち合わせ前のサク呑みにはうってつけの一軒である。

壁面には居酒屋定番メニューがずらり。いかにも常連といったこなれた先客たちが酒を酌み交わす中、渋谷の稀少かつ良き伝統を感じながら、真の立ち飲み居酒屋の魅力を体感しよう。


タイの美味がそろう“ラボ”がアツイ! 『タイ料理研究所』

タイ北部、東北部、中部のメジャーな料理が勢揃いする『タイ料理研究所』。暑い夏でもわざわざ坂を登って、アツい料理を体感したい。

丸い盆にのせた料理を取り分けるカントークやラーマ5 世の時代に発展した宮廷料理など、地域色豊かなタイ料理の魅力を伝える。


ガイ・ヤーン(鶏肉のスパイシー焼き)と並んで肉食派からのオーダー率が高いのが、スパイスで下味をつけた豚肉を、鉄板でジューシィに焼き上げる品。

タイ式に「チャイ・ヨー(万歳!)」と乾杯し、豊富な美味を味わい尽くそう。


渋谷最高峰の名酒場といえばここ!

遅い時間のひとり酒は、桜丘路地裏の隠れ家へ『高太郎』

渋谷駅から徒歩数分で、上質な酒と料理を味わえる、大人の店。そんなニーズに見事に応え、連日満員御礼なのが『高太郎』だ。

池尻大橋の人気和食店『KAN』で10年研鑽を積んだ林高太郎さんが店を構えたのは、桜丘の路地裏。店内は、5mのカウンター席がメインステージとして横たわる。


その料理はポテサラやメンチカツなど大衆好みの和み系あり、蓮根まんじゅうなんて懐石コースに出てきそうな本気系あり。

高級店でお馴染みの料理を、気取らずに味わえるのが、いい。


酒のメインとなる日本酒にもこだわりがある。用意するのは、林さんが惚れ込んだ8つの蔵の酒。

蔵元と長く付き合うことで新酒や夏酒など旬の希少な味を入手、客に提供できるというわけだ。


コアタイムは予約困難なこの店、狙い目は夜10時過ぎ。

ぽつぽつと空き始めるカウンター席を、ひとり酒を飲む客が埋め始める。