8月6日は、今年二度目の「土用の丑の日」!。せっかく奮発して食べるなら、老舗や名店へ足を運び、極上のうな重を頬張ろう。

お得な鰻も街にあふれているけど、東京で粋に鰻を味わうならこの店だ!


とにかくふわっとろうなぎの老舗名店『いづもや 日本橋』

昭和21年(1946年)創業。今も尚、当時の面影を残す木造家屋の落ち着きのある雰囲気と風情を感じさせる『いづもや 日本橋』。

黒漆に江戸時代の日本橋の蒔絵が美しく施された重箱の蓋を開ければ、あっさりとタレを纏った艶のある肉厚鰻に心ときめく。

やや柔らかく炊き上げたふっくらご飯にとろける鰻の食感が口の中で一体となり、タレの優しい甘味の余韻が次なる一口へと誘う。気が付けば口福と共にお重は空っぽ。


ブランドうなぎ「坂東太郎」が待っている!『うなぎ魚政』

天然に近い上質な脂と栄養面も通常の養殖うなぎよりも優れ、天然うなぎに勝るとも劣らない味わいのブランドうなぎ「坂東太郎」を食べる事が出来る『うなぎ魚政』。

「特注活鰻」という名の独自調理法は、最短約40分かかる。注文が入ってからうなぎを割き、串打ち、白焼き、蒸しの工程を経て紀州備長炭にて丁寧に焼き上げるというこだわり故。

うなぎを待つ間のお楽しみは割きたての証「肝わさ」と「骨せんべい」。作り置きを一切しないからこそ味わえる珍味の美味しさにこれから供されるうなぎへの期待がより一層高なる。


関東風好きな人も思わず唸る『ひょうたん屋』

「蒸さずに直焼き」。つまり関西風が『ひょうたん屋』の鰻。

その日、その時期に1番柔らかい鰻を使用したこちらの直焼き鰻は「蒸さずに焼くと硬いのでは?」と思う関東風鰻に慣れている方にも是非賞味願いたい。

蒸さずに焼くことで脂を程良く残しつつも、炭火でじっくり焼き上げることで芳ばしい薫りと共に身はプリッと皮目はパリッ!じゅわっと広がる旨味は直焼きならではの食感と味わい。

銀座という地にも関わらず、リーズナブルに頂けるランチタイム限定の極上うな丼は要チェック。


芸能人も御用達の目黒の絶品鰻といえばここ!

これぞ東京の風情が漂う、鰻の名店『八つ目や にしむら』

目黒不動尊の商店街に、知る人ぞ知る鰻の名店がある。それが昭和35年の開業以来、ファンに愛され続けて行列が絶えない『八つ目や にしむら』だ。

店頭で鰻を焼き続けているため、香ばしい煙も良いごちそうになり、ついつい足が向いてしまう。近隣の芸能人や、わざわざ来る食通も通う「教えたくない」名店なのだ。


お待ちかねの「鰻重」は、蒸しあげた鰻を、創業当時から受け継ぐ、関東らしいキリッと醤油が効いた秘伝のたれと、備長炭で焼き上げる。

鰻重定食はお新香、肝吸い付き。2800円〜という日常使いできる嬉しい価格設定も、大将の心意気だ。

都内の鰻好きの聖地のような名店ゆえ、すでにファンの食通からは怒られてしまいそう。紹介しちゃってすみません!


150年以上継ぎ足された秘伝のタレ 『うなぎ 色川』

味の決め手は1861年の創業以来、150年以上の長きに亘り、継ぎ足し守られるタレ。

途方もない数の蒲焼を潜らせることで生まれた"馴れ"と"深み"のあるタレが、店主自らが厳選し、熟練の技で焼き上げる柔らかな身を際立たせる。

だが「うなぎは難しいね。毎日新しい気持ちで焼いているよ」と、この道40年以上の六代目・色川正則氏は話す。

店前には開店前から長い行列ができるのが常。う激戦区の雄たる至高の鰻重は、そんな誇り高き職人の研鑽の賜物でもある。


西麻布の鰻の名店といえばやっぱりここ!!

注文を受けてから生け簀のうなぎをさばく『西麻布 いちのや』

『西麻布 いちのや』では、注文を受けてから、うなぎを生け簀から取り出し調理を始める。ゆえに出てくるまでに50分と待ち時間は長いが、一品料理やお酒を嗜みつつ、その間の時間も味わおう。

こだわりは焼く前にしっかりと蒸すこと。これによって、他にはないふっくらとしたうな重に仕上げることができる。

本店は江戸時代創業の川越の老舗。その創業以来つぎ足している秘伝のタレが自慢。フワフワかつパリッとした焼き目が特徴の店だ。ゆったりと贅沢な時間を楽しみたい。


最高級品と名高い幻のうなぎが食べられる 『松川』

創業44年の老舗鰻屋。ここでは幻のうなぎと言われ、国内でもっとも仕入値の高い、静岡・大井川の“共水マルトク鰻”を使用している。

店主の安藤氏いわく、「うなぎは脂がのる冬場に食べるのが一番美味しいですよ」とのことだが、夏でも頂きたいのがこの鰻重だ。
2017年7月に同じ恵比寿内の新たな店舗へ移転し、夜はおまかせコース(10,000円or12,000円)で絶品の鰻を味わえる。


文化人に愛された銀座の名店 『竹葉亭 銀座店』

今年で創業147年目を迎える『竹葉亭』。背開きにし、蒸してからふっくら焼き上げる江戸前のうなぎは、夏目漱石の名著にも登場。

齋藤茂吉の大好物としても知られ、息子・茂太の結納の席で、嫁のぶんまで平らげてしまったというエピソードも。美食家で知られる映画監督・小津安二郎も愛したという老舗の名店だ。

100年以上もつけ足しているという醤油とみりんのみで作る秘伝タレが格別の味わいの「うなぎ重」。柔らかさは他店と比較しても群を抜く。忙しい合間も完食できる量の丼もうれしい。