ある華の金曜日、20代の頃は連日繰り出していたコリドー街を久しぶりに訪れたのは、30代の大手商社マン3人組。

しかし、あまりの人の多さにたちまちうんざり。喧騒を避けようと裏路地を探訪してみたら、意外な発見があった!



いい店に出会える裏コリドーの掟

丸の内や新橋近辺に勤める若手エリートビジネスマンやOLたちの、独特な熱気が溢れるコリドー街。

いつしか足が遠のいていたコリドー街に降り立ったのは、スーツ姿が板についた30代総合商社勤務のエリート3人組。

連日連夜、先輩社員に命じられるがまま美人OLを血眼になって探した20代は、もう遠い昔のことだ。


かつては、我先にと女の子に声を掛ける…というスタイルが、今ではすっかり大人の余裕で店探しを楽しむ3人。

「ちょっと裏覗いたら静かそう。行ってみる?」と、一行はメインストリートを避けて裏道へ。


早速、「ここ、いいじゃん」と3人の意見が一致したのが『バル・デ・エスパーニャ・ペロ』。

大きいガラス窓からスタイリッシュなカウンターが見えて、目を引く店だ。


ドアを開けると、満席のカウンターから、食事と会話を楽しむ大人たちの空気が伝わってくる。「いいねぇ」と3人ともすっかり気に入った様子だ。

客層は30代以上が中心で、コリドー街のメインストリートとはどうやらちょっと違う雰囲気。オープンキッチンが楽しい1階から開放的なテラス席の3階まであり、穴場スポットといえる。


コリドー裏の魅力はココ!

乾杯する手にはテキーラショットではなく赤ワイン、話題は、派手に遊んだ武勇伝ではなく仕事について。窓際に座る3人の後ろには、小さくメインストリートのネオンが見えている。

「コリドー街から外れてゆったり語るなんて、俺たち大人になったね」と笑い合った。


海老のアヒージョ(¥1,800)、溶岩石プランチャ 短角牛肩シンタマ(¥1,800)などのスペイン料理の定番メニューが充実。

まずは、カヴァとスペイン最高峰といわれるイベリコ豚の生ハムで乾杯からスタートしたい。


この店を筆頭に、コリドー街の裏には大人が通いたくなる店が隠れている。コリドー街の陽気な雰囲気は残しつつも、サービスはスマート、料理やお酒がきちんと美味しいなど、落ち着いた会には最適だ。

「このエリアはまだまだ掘り下げられそう、また来ようか」コリドー卒業生3人の新店開拓は、まだ始まったばかりだ。


まだまだある!大人が行ける裏コリドー名店決定版はこれだ!


しっかり食事もピンチョスも絶品のスペインバル
『PAIS VASCO』

山田朋仙シェフはスペイン・バスクの三ツ星『マルティン ベラサテギ』で腕を磨いた実力派。

そんな本格バスク料理が評判を呼び、奥まった場所にもかかわらず美味しいもの好きで常に賑わう。1階のカウンターはまさにバスクのガストロバルだ。



仕事終わりにふらりと立ち寄りたいフレンチバル
『Refuge 銀座』

ビストロ定番のパテカンや鴨のコンフィをアレンジしたおつまみ、グラスワインが15種類と豊富で、ワインバー使いが可能。

カウンターを狙って残業終わりの独り飲みにも良さそうだ。照明を落とした店内は夜が更けるほど居心地よくなっていく。



スペイン料理にシェリー酒を合わせる大人のこなれ感
『しぇりークラブ』

1986年の創業の世界でも稀なシェリー酒の専門店として、銀座に通い慣れた大人ご用達。

ボデガのような2階フロアは、約300種あるシェリー酒をカジュアルに楽しめる。歴史ある名門らしく、スペインでも王道のパエリアやタパスなどが美味しい。



豊富なワインに同僚と通いたくなるシチリア料理の店
『CANTINA SICILIANA』

地中海の太陽が似合いそうなピンクの石壁が目印。シチリアで修業したシェフは、築地に通って仕入れる魚介で、海に囲まれたシチリアのエッセンスを料理に込めている。

気負わず使いこなせる雰囲気も大人が集まる理由で、行きつけにしたい一軒だ。


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