ゲストのニーズに応えることを信条とするホテルは、日々〝これは食べたくなるだろう〞という想像を働かせている。

そこでここでは、ユニークかつ確実に欲する、悪魔的魅力の3品をご紹介!



「じゃない」方のパーコー麺もくせになる!
『星ヶ岡』@ザ・キャピトルホテル 東急の「パーコー麺」

『ORIGAMI』の「パーコー麺」といえば、このホテルで半世紀近く愛されている伝統メニュー。

あまりに有名な名物だが、実はもうひとつの「パーコー麺」¥2,500(税サ別)が中国料理『星ヶ岡』にある。

スープは鶏ガラベースの醤油味。

カレー粉やオイスターソースにひと晩つけ込んで揚げた豚ロースがのる麺は、前者と全くの別物だが、人をやみつきにさせる点は共通している。



ソースとマヨが誘う!アマンでお好み焼きのギャップが面白い!
『ザ・ラウンジ by アマン』@アマン東京の「お好み焼き」

意外な組み合わせにはワケがある。

そもそもアマンとはローカルと通ずることに重点を置くホテルであり、『アマン東京』も海外のゲストに日本の珍しい料理を提供したいと考えていた。

そこで「お好み焼き」¥2,400を初夏から始めたところ、国内外のゲストに大好評。

タコや桜海老が入った山芋主体の生地がふんわり美味しいのに加え、自家製ソースが秀逸だ。



ストウブ鍋にのって熱々で登場する「お好み焼き」は、青海苔と鰹節を好きなだけかけていただく。

実は煮込んだ牛筋を混ぜているので、コク深くリッチな味わいとなっている。

そんな「お好み焼き」を圧倒的空間美のなかで食べれば、禁断の味と優雅さの融合にはまること間違いなし!



「お好み焼き」に合うカクテルとして推奨するのは「柚子マティーニ」¥2,200(ともに税サ別)。

ソースがコク深いので、酸味と甘みのバランスを保つのにぴったりだ。

高い天井に玄武岩の柱が連なる圧巻の空間美とB級グルメとのギャップを楽しみたい。


ラグジュアリーホテルにこってりラーメン⁉


五つ星ホテルの客室で味わう一風堂は究極の背徳グルメ!
ルームサービス@ザ・ペニンシュラ東京の「とんこつラーメン」

五つ星ホテルに『一風堂』が初参入だ。

きっかけは、コンシェルジュが海外のゲストからラーメン店を頻繁に聞かれることだった。

とはいえ時間帯もお店も限られる。そこでルームサービス限定で人気のとんこつラーメンを提供しようと、『一風堂』に打診。

同店自慢のラーメンをホテル仕様の具材と器で味わえることとなった。



12種類もの具材には、広東料理『ヘイフンテラス』のチャーシューやホテル特製XO醤和えのザーサイも並び、なんとも贅沢!

特製チャーシューのほか、煮玉子、明太子、高菜、揚げにんにくと、これだけで飲めるほど充実。

自分好みに作れるとあって、「ザ・ペニンシュラ東京“マイラーメン” by 一風堂」¥3,400(税サ別)という名前がついた。

飲んだあとにこのラーメンを食べて寝れば、ラグジュアリーすぎる煩悩だ。


客室の一例、デラックスルーム(54㎡ ¥71,000〜)。

天然木材が効果的に使われ、優雅にして温かみも感じられるデザインとなっている。

「とんこつラーメン」はワゴンで運ばれ、食べる直前に麺の入った器にスープが注がれる。

■施設概要
住所:千代田区有楽町1-8-1
TEL:03-6270-2888
※ルームサービスでの「とんこつラーメン」の提供は11:00〜23:00