恋とは、どうしてこうも難しいのだろうか。

せっかく素敵な出会いをしても、相手に「また会いたい」と思わせない限り、デートにも交際にも発展しない。

仮に、順調に駒を進められても、ある日突然別れを突き付けられることもある。

しかし一見複雑に絡み合った恋愛でも、そこには法則があり、理由がある。

どうしたら、恋のチャンスを次のステップへ持っていけるのか、一緒に学んでいこう。

今回は、InstagramのDMでやり取りをしてくる男の心理とは?という宿題を出していた。

あなたはこのSNSに関する恋の問題が、解けただろうか?



夏帆と出会ったのは、僕の友人・タカシから誘われて行った会食だった。

仕事関係の知り合いが集まる会だと聞いていたし、出会いなど全く期待していなかった。だが、僕の向かいの席に座る夏帆は、肌が驚くほど綺麗で、細くて、まさにタイプだった。

しかしタカシの手前あまりでしゃばることもできない。僕は静かに夏帆との会話を楽しむことにした。

「夏帆ちゃんも、家は中目黒なの?僕も中目黒だから近いね」
「そうなんですか?あ、ここのカフェ行ったことあります?」

話しているうちに、夏帆も中目黒在住だということが判明した。僕はテンションが上がりつつ、彼女が見せてくれたInstagramの投稿を覗き込む。

「へ〜知らない。いい感じだね。今度行ってみようかな」
「是非ぜひ!オススメです」

だが結局、この会では連絡先の交換もできぬまま解散してしまった。

翌日、Instagramで彼女を見つけて、そこから色々とやり取りが始まったのだ。


男が出会った女をフォローするのと、”いいね!“の意味とは!?

解説1:探してフォローするのは多少は意味アリだが、“いいね!”は特に意味ナシ


翌日。タカシがLINEのグループを作る気配はなく、僕は、どうしようかなと少し考えていた。

別にタカシに“夏帆のLINEを教えて欲しいから、繋げて貰える?”とお願いするほどの熱意はないし、そこまでするのは相当面倒くさい。

ただ何となく、また会えれば良いなぁくらいに思っていたのだが、ふと、昨日見せてくれたInstagramのアカウントを思い出した。

—そういえば、検索したら出てくるかも。

そう思い検索するとすぐにヒットしたので、僕は早速フォローリクエストを送る。

—便利な世の中になったものだ。

LINEが交換できなくても、今はこうしてInstagramで繋がれる。しかも相手の人となりも分かるので、最近はFacebook交換よりもInstagramの方が手っ取り早い。

そんなことを考えている間に夏帆はすぐにフォローリクエストを承認してくれ、更にDMでメッセージまで来た。



さらに、”LINEのIDを教えてください”という夏帆のリクエスト通り、お互いのIDを交換すると、夏帆からLINEの方に可愛らしいスタンプが送られてきた。

その間にDMの方でも一通りやり取りを終え、夏帆のアカウントを改めて見直してみた。

旅行やレストランの写真など可愛らしい投稿が多く、僕は幾つかランダムに“いいね!”を押してみる。

そして翌日、夏帆が新たな投稿をしていたので、それにも“いいね!”を押してみた。



しかし、この“いいね!”に特に意味はない。

別に他の女友達の投稿にも“いいね!”はするし、たまにスルーしてしないこともあるし、気分次第だ。

好きな女の子だから云々は、関係ない気がしている。

けれども夏帆のことが少しは気になっているので、彼女の投稿を見てしまっているのは事実だ。

それに、気になるからこそつい自分からInstagramでDMを送りたくなってしまう。

—もう少し、色々と様子を見てからデートに誘うか。

そう思い、僕は夏帆とDMのやり取りをすることにした。


LINEではなくDMでメッセージを送る意味と、ストーリーズ閲覧の真意とは?

解説2:興味があるので、ストーリーズはとりあえず全部見る。


しばらくDMでやり取りをしていたのだが、ここで気がついたことがある。

LINEより、InstagramのDMの方が気楽にメッセージを送れる、ということだ。

LINEだと“見たら返信をしないといけない”という無駄なプレッシャーもあるが、Instagramだとそういったプレッシャーはほぼない。

向こうが返信を打ち込んでいるかどうかも分かるし、カジュアルにやり取りできる。

しかもDMの場合、送信取り消しをしても表示されないし、何よりもInstagramの投稿に絡めた会話ができるのも大きかった。



特に用もないのにLINEをするのは憚られるが、こうした投稿などのネタがあると、こちらもメッセージを送りやすい。

日々のことをアップしているストーリーズ投稿に反応するなど、色々とDMの方が便利なことに気がついてしまったのだ。

—へぇ〜。こういうところでご飯食べてるんだ。



夏帆の日常が垣間見られるストーリーズは見ていて面白いし、気になるのでつい全部チェックしてしまう。

興味のない人のストーリーズほどどうでも良いものはない。

よっぽど暇なときは見るかもしれないが、そうでない限りは基本的に飛ばしていく。次のストーリーズ投稿を見ようとはしない。

だから気になる子のストーリーズには全部閲覧履歴をつけることになるが、それはある意味、興味の度合いを示すバロメーターになるだろう。

けれども、今の夏帆に対する僕の気持ちは、“もう少し様子見”、というのが本音だった。

気になるし、可愛いと思っている。だからDMもこちらから送るし、ストーリーズも見る。

だが今のような、適度にカジュアルな感じを保ちたいので、僕はまだ夏帆とのやり取りをLINEに切り替えずにいるのが現状だ。

オフィシャルな彼女とかだったら、LINEの方がいい。けれども、夏帆のようにまだ完全に本気になっていない場合、しばらくはDMで連絡を取るスタイルでいようと思っている。


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