さあ、12月に向けてデートが多くなる、恋人たちの季節がやってきた。

女性からの「お肉が食べたい」リクエストがきたら、まずはココを抑えるべし!

焼肉やしゃぶしゃぶとは違う、肉料理の美味しさを存分に楽しめる名店を紹介しよう。


フランスの美食家たちも惚れ込んだ
齊田シェフが腕を振るう目黒の肉ビストロ!

デートに誘った女性から「お肉が食べたい」というリクエストがあったなら、目黒にある人気ビストロ『セラフェ』の席をリザーブしたい。

同店は、“パリでもっともおいしいステーキ店”と評されるビストロの海外初進出店・西麻布『ル・セヴェロ』の姉妹店として2018年5月にオープン。

腕を振るうのは、渡仏11年『ル・セヴェロ・パリ』に4年以上在籍した齊田武シェフだ。


あの名物も本店とはひと味違った味わいに

彼が同店で目指すのは「東京での"Le Bis du SEVERO"の再現」。本店でも人気の「和牛のタルタルステーキ」も、彼が現地で学んだ味と調理法で供されており、本店とはひと味違った味わいを楽しめる。

特徴は、包丁で手切りすることで生まれる肉の食感。柔らかさを重視してミンサーを使用する本店の味わいもいいが、この噛むほどに旨みが溢れる感覚もクセになる。

また、齊田シェフは生肉が苦手な人も食べやすいよう味付けにもひと工夫。ケイパー、エシャレット、塩、胡椒、オリーブオイル、マスタードに、卵黄やレモン汁を加えることで生肉の臭みが抑えられ、食べやすく仕上げられているのだ。


ワイン片手にじっくり味わいたいカルパッチョも美味

人気の「和牛のカルパッチョ」もぜひオーダーして欲しい一品のひとつ。

口に運ぶと、薄くスライスされた常陸牛の旨みと共に、オリーブオイルやライム、エシャレット、セルバチコ、トマト、パルミジャーノレッジャーノといった具材の美味しさが次々に押し寄せてくる。この旨みのかけ合わせが見事な一皿なのだ。

ライムは、表面を少しガスバーナーで炙ってから搾ることでエキゾチックな香りを引き出すなど、隠れた工夫も凝らされており、ワイン片手にじっくりと味わいたい逸品である。


幻の豚の美味しさをパテで堪能!
すっきり甘い脂の美味しさは驚異的

『セラフェ』では、熟成牛だけでなく豚肉や鶏肉など、多彩な肉料理も楽しめるのも魅力のひとつ。

なかでも齊田シェフが『ユーゴ・デノワイエ』でシェフを勤めていた頃に出会った、幻の豚と評される茨城県塚原牧場のメイシャントンを使用した料理に注目したい。

初めてこのメイシャントンを味わった時、齊田シェフは脂の甘さに衝撃を受けたという。

この日は「メイシャントンのパテ ド カンパーニュ」をオーダー。サラッと口の中でとろけていく脂が心地よく、上品な味わいは何度も口に運びたくさせてくれる。

脂の甘みやメイシャントン本来の旨みが引き立つよう、通常よりも塩分を少なめにしているのもポイントだ。


シェフ自慢の季節のポタージュも美味

お肉料理を楽しむ合間や、食事のスターターとしておすすめなのがポタージュスープ。

時期によって旬の食材を使用しながら、内容を変えつつも常に用意のあるのも嬉しい。

若手シェフの杉江氏が焼き上げる「杉江パン」と共に、季節の味を堪能したい。


デートの記憶に残る、驚きのメニューはこちら!

この〆を食べずして帰れない!黄金に輝く牛コンソメスープが絶品

『セラフェ』の魅力を味わい尽くし、そろそろ食事を締めくくろうというタイミングでオーダーして欲しいのは「タルタルひつまぶし」。

ライスの上に、生肉タルタルをのせて、牛コンソメスープをかけて味わう『セラフェ』でしか味わい得ない極上の〆である。


特に注目したいのは、牛コンソメスープの美味しさだ。

肉を掃除した際に出るすじ肉を一晩かけてゆっくりと煮込み旨みを抽出。次の日に野菜と共に煮込んで仕上げた琥珀色に輝くスープは、ポットに注がれる瞬間にタイム、鷹の爪、ニンニクの香りを纏い、さらに美味しさを増す。

これをあの極上のタルタルと共に味わうというのだから、これ以上の贅沢はない。『セラフェ』の夜を締めくくるのに最適の一品と言えるだろう。


『ル・セヴェロ』では表現できなかった、豚肉や鶏肉、旬の魚介、野菜などシェフ自ら選び抜いた食材を使用した料理は、食材の美味しさを知り尽くした齊田シェフだからこそ作り出せる一品ばかり。


現状に満足せず、常に進化を続けたいと考える齊田シェフ。

訪れる度に新しい美味しさを届けてくれる場所『セラフェ』は、肉好きならずとも一度は訪れておきたい名店である。