20代で“本気の婚活”をする女性の実態を、あなたは知っているだろうか?

彼女たちの中には「結婚適齢期が近づいてきたから」といった、安易な理由で婚活をする人などいない。

平均初婚年齢が30歳近い昨今でも、20代のうちに“特別なひとり”を見つけようと、婚活というサバイバルに果敢に挑んでいるのだ。

前回は男運がなさすぎる婚活女子を紹介した。今週は?



【今週の婚活女子】

名前:ナナコ(仮名)
年齢:27歳
職業:外交官
婚活歴:4か月


今回登場する婚活女子は「婚活で人生が一変した」というナナコさん(仮名)。

2年半交際し結婚まで考えていたという彼と別れ、本気で婚活をスタートさせたところ、人生が思わぬ方向に動いていったという。

そんな彼女の婚活エピソードを、さっそく聞いてみよう。


ナナコさん:昨年の秋に、2年半付き合った彼と別れたんです。彼は同い年のフランス人。付き合っていたうちの2年間は国際遠距離だったんですが、うまくやっていたんですよ。


東カレ編集部:フランスと日本の遠距離ですか…!それなら、なかなかデートできなかったのでは?


ナナコさん:彼のお父様がパイロットだったこともあり、当時は家族チケットを使ってたくさん会いにきてくれましたね。実際、2〜3か月に1回くらいは会えていたかな。

それに彼は、私と付き合い始めてから日本での就職を考えてくれて。交際2年目でようやく仕事が見つかり、最後の半年間は東京に住んでいました。

正直、私は「この人と結婚する!」と信じて疑わなかったので、別れたときは本当にショックでした…。


東カレ編集部:ナナコさんのために来日してくれるような男性だったのに、どうして別れてしまったんですか?


ナナコさん:彼が東京に移り住んだところ、日本でモテることを自覚し始めたんです。オンラインで出会った女の子のところへ、こっそり会いに行ったりしていて。それに私が気付いてケンカに。

友達を増やしたいのはわかるのですが、ちょっと方法が違うんじゃない?って。結局、お互いが納得できなかったので、お別れすることになりました。


東カレ編集部:それはちょっと許せないですね。


ナナコさん:当時はかなり落ち込みましたが、30歳までには結婚したい!という思いがあったので、彼と別れてから1か月ほどで婚活をスタート。

月20人の男性とデートをする中で、とある子会社の社長と付き合ってみることにしたのですが…。彼との出会いが、私の人生を大きく変えたんです。


ナナコさんの人生を大きく変えた、出会いとは?

ナナコさん:彼は地頭もよくて、社長とはいえお金に対して堅実で。失恋してそんなに時間は経ってなかったけど「まぁ、これはこれでアリかな」なんて思っていたんです。

というのもその頃、恋愛以外が忙しくって。


東カレ編集部:お仕事の方ですか?


ナナコさん:そうですね。社長の彼と付き合い始めた頃に、ちょうど転職活動もスタートさせたんです。

それまで私は旅行業界に勤めていたんですが、学生時代からずっと憧れていた外交官になりたくて。


東カレ編集部:外交官ですか!仕事も婚活もしながら合格を目指すのは、なかなか難しそうですが…。


ナナコさん:まずは公務員試験を突破するところからでしたね。仕事と両立して勉強するのは大変だったのですが、彼がすごくサポートしてくれたんです。

勉強デートと称してカフェに行き、数学が得意な彼に試験勉強を見てもらって。


東カレ編集部:…なんか、高校生のデートみたいでいいですね!(笑)



ナナコさん:そうしたら、あれよあれよという間に公務員試験に合格!4月から外交官として働けることになりました。


東カレ編集部:すごい…!外交官の合格率って、かなり低いですよね?


ナナコさん:ありがとうございます!彼のサポートのおかげで、学生時代からの夢を叶えることができました。

…ただ、外交官に合格したということは、近い将来には海外生活が始まるということで。

日本人の彼に縛られているよりも、もっと自由に恋愛をしたいなと思ってしまい、その彼とは別れることにしました。


東カレ編集部:えっ…!?彼はなんて?


ナナコさん:その場では「エッ…!」と多少引き止められましたが、彼もプライドが高い人だったので、それっきり。

「この試験に受かるために彼と付き合ったんだな、ありがとう!幸せになってね!!」と思っているし、特に後ろめたさはありません。

転職が決まってからというもの「今すぐ結婚したい!」という願望もなくなって。これからは駐在があるので、国際結婚の可能性もあるのかな〜と、いろいろ期待したんです。ところが…


ナナコさんを待ち受けていたのは、意外な展開だった?

ナナコさん:転職が決まった2か月後に、15年以上付き合いのある中学の後輩を今さら好きになったんです!(笑)

何人かの男性とデートはしました。メーカー男子に官僚、SE…まぁどの人に対しても、なかなか本気になれなかったんですが…自分でも想像もしていなかったのでびっくりしています。


東カレ編集部:意外な展開ですね(笑)どういった経緯だったんでしょう?


ナナコさん:彼とは数年に一度、友人を含めて顔を会わせる仲で。昨年、彼が私の前職と同じ旅行業界に就職したことをきっかけに、2人きりでも会うようになっていたんです。

実はまだお付き合いはしていないのですが…今日から10日間、ニュージーランドに旅行してきます!


東カレ編集部:まだ付き合っていないのに、ですか!?


ナナコさん:すでに彼とは2度、1泊2日の国内旅行をしているんです。それでも一線を越えたことはなくて。その誠実さに惚れてしまいました…!

帰ってくる頃には付き合えているといいなぁ〜と思うばかりです(笑)



ナナコさん:ここまでいろんなことがありましたが「人生って、いろんな縁があるものだなぁ」と、ここ1年で強く思いました。

2年半付き合ったフランス人の彼と結婚していたら夢が叶ったかもわからないし、社長の彼と付き合ってなかったら、試験に受かってたかもわかりません(笑)


東カレ編集部:ここまで「失ったもの」「得たもの」それぞれあったと思うのですが、彼らと別れ、外交官の道に進む人生を選んで良かったと思いますか?


ナナコさん:よかったです!!

フランス人の元彼のおかげで英語力を上げることができ、おかげで試験に受かったので…!社長も含め、全てはこのためだったと思います。叶うと信じて夢を追い続けていてよかったです。





大好きだった彼と別れ、本気の婚活をスタートさせたナナコさん。最終的に得られたのは“未来の夫”ではなく“外交官というキャリア”だったが「そんな人生も悪くない」と思えているという。

さらに掲載日前日、ニュージーランドにいるナナコさんから連絡があった。

なんと「2日目の夜、酔った彼に詰められて告白してしまいました…。無事、彼とお付き合いすることになり、2人で旅行を楽しんでいます!」とのこと。

恋も仕事も、諦めなかったからこそ、彼女は幸せを掴めたのだろう。


▶Next:3月26日 木曜更新予定
友人とデート相手をシェアしていた、元・婚活女子