「私、結婚できるのかな…」

見た目は悪くないし、モテなくない。これまでに、結婚しようと思った彼氏だっている。

「でも、どうして"結婚”には結びつかないの?」

そんな思いを抱える全ての女性に贈るストーリー。

「9ルールズ〜3ヵ月で結婚する方法〜」一挙に全話おさらい!


第1話:「結婚してくれないなら、別れる!」32歳女が、彼氏に詰め寄った結果

「私も早く結婚したいな。28歳までには結婚して、長野に帰りたいんです」

紗知は、長野にある老舗の和菓子屋の一人娘で、家業を継いでくれる男性を募集中だ。いつもなら、「誰か良い人紹介してください!」がお決まり文句なのに、今日はごそごそとバッグの中から1冊の本を大事そうに取り出した。

その本の表紙には、こんなことが書かれていた。

『結婚したい女たちよ!婚活アドバイザー“椿恋”が教える、男を虜にする方法』

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第2話:「なんで結婚できないの?」元カレの結婚をSNSで知り、焦った33歳女が占いで決断したこと

「ねぇ、ちょっと…!あなた、結婚したくないの?」

その言葉で金縛りが解ける。

「け…けっ、結婚したいです!!」

金縛りが解けた反動か、思わず絶叫してしまう。

「それなら、私の言うことを聞くことね。これからは、マダムと呼んでね」

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第3話:「早く、結婚したい!」占いに頼り目黒に引越した直後、運命の出逢いが訪れた女

「叶実(かなみ)さん、もう引越ししたんですか?」

週明け、後輩の紗知とでランチをしながら、週末に目黒に引越した話をする。

「今まで実家暮らしだったから気づかなかったけど、洋服とバッグはクローゼットに入りきらないし、まだ開けてないダンボールもあるのよ。困っちゃうわ」

叶実はメニューを見ながら答える。

「まぁ、そうなりますよね…。でも、叶実さんの行動力には脱帽ですよ!」

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第4話:“婚活中の30代女子”が、副業にはまり婚期を逃す矛盾

パンパンのクローゼットを見る限り、お目当てのバッグは見当たらず、壁際に置かれた段ボールの中だと気づく。

「まだ段ボールの中だぁぁぁ」

踏んだり蹴ったりで、思わずため息まじりの声が出てしまう。

−マダムが言ってたのは、こういうことなのかも…。私、確かに余裕ないわ…。こんなんじゃ、幸せが入る“隙間”すらないよ。

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第5話:結婚を焦る33歳女に忍び寄る、“年下男子”からの甘い誘惑

「なるほど、競合や市場の状況を踏まえた提案ありがとうございます」

叶実が説明を終えると、彼は優しい目で叶実を見つめながら礼を伝えてきた。

―なんだか優しそうで素敵♡

そして、会議の終わりに資料を片付けていると彼が「あの…」と、叶実と金村に声をかけてきた。

「もし、ご都合がよろしかったら…、この後一緒にランチでもどうですか?」

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第6話:「もしかして、わたしのせい?」早めにお開きとなったデートでおかした女の失態

―へぇ。無愛想な印象だったけど、話すとなかなか素敵じゃない?

よく見ると清潔感があって笑顔も優しそうだし。それに指輪もナシ!あたりを見渡すと、入ってきた時は遅刻ギリギリだったから気づかなかったが、スーツ姿のかっこいい男性がチラホラいる。

ビジネススクールには真面目な動機できているが、不純な動機ももちろんある。絶賛婚活中の叶実としては、男性チェックは外せない。

ーもしかしたら、ここに運命の人がいるかもしれない…。

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第7話:「30過ぎたら、婚活はビジネススクールで!?」恋もキャリアも手に入れたい女の戦略

『来週末のゴルフ打ちっぱなし、碑文谷の練習場はどうですか?』

ー金村くんは、色々と楽しいことを提案してくれるからリスト2に当てはまってるのかしら?

ついついリストと照らし合わせて相手をみてしまう。

金村もなかなかイイ線いってるのかもしれない、そう思いながら『いいですね。楽しみにしてます!』と返信したのだった。

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第8話:「デートには誘われるのに…」結婚に行きつかない女が、見落としがちな意外な盲点

相手が話しやすいように、いわゆる「さ(さすが)・し(知らなかった)・す(すごい)・せ(センスある)・そ(そうなんですね)」は、自然に口から出てくるようにまでなっている。

ーじゃあ、何が足りないんだろう…?

検討もつかず、思考停止になりそうなのをかき消そうと、トワイニングのレモンジンジャー入れる。爽やかな香りで少しずつ気持ちが落ち着いてくる。そんなとき、ふとマダムの顔が思い浮かびその答えがわかったような気がした。

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第9話:「えっ、そんなこと?」結婚願望のない男が、出会って3ヵ月で結婚を決めた理由とは

―よかった…。今日は、綺麗にしておいて。

叶実と別れてから出会った彼女とスピード婚した元カレを前に、33歳で独身・彼氏ナシの自分はとても惨めに映るんだろうと思うがとりあえず、見た目だけは綺麗にしておきたい。

それに、「元気そう」という言葉が自分の中で、勝手に「前の恋を引きずっていないように見える」に変換されて、元カレを目の前にしながらも、こうして笑顔を作っていられるのだ。

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第10話:「好きだけど、付き合えない」脈ありと思っていた男の言葉に、困惑する33歳女

あれから時がたって、恋愛の経験値はあがっているはずなのに、やっていることは何も変わってない。恋をすると、結局あの頃と同じようなことをしている自分に笑ってしまう。

お風呂場にまでスマホを持っていくなんて、やりすぎだと思うものの、そうせずにはいられない。

お気に入りのジョー マローンのバスオイルを数滴垂らし、肩までつかりながら、33歳の今と、その半分ほどの年齢だった高校生の頃を比べてしまう。

お風呂から上がると、バスタオルの上に置いていたスマホの画面が明るく表示されていることに気づく。

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第11話:“諦めない女”がモテる。“しつこい女”にならずに、婚活を成功させる秘訣とは

以前から紗知がハマっていると言っていた、婚活アドバイザー椿恋(つばきれん)とやらの本。こんな怪しげなタイトル…、と思いながらもついつい気になりパラパラとめくってみる。

紗知はこの本のおかげで最近彼氏ができたらしく、報告ついでに叶実にも勧めてきたのだ。

ーこの言葉…!?

たまたま、開いたページにこんなことが書かれていた。

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第12話:「やっぱり諦められない」フラれても未練たっぷりな女が、彼の心を動かすためにしたこと

いつも通り叶実と徳山はペアになり、叶実は内心ドキドキしているのを隠しながら発言する。

「ターゲットは性別、年齢の観点だけじゃなく、ペルソナも合わせて考えたほうがこの後のマーケティングプランを立てる上では良さそう」

こんなことを何度か繰り返しているうちに授業の終了時刻となる。

「お疲れさま。じゃ、この間のワインバーでも行く?」

徳山にそう言われて、急に緊張が走る。このあと彼にもう一度アプローチすると心に決めていたから。

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