多くのエリートを輩出している名門男子校。

卒業生と聞いてあなたはどんなイメージを持つだろうか。

実は、思春期を"男だらけ"の環境で過ごしてきた彼らは、女を見る目がないとも言われている。

高校時代の恋愛経験が、大人になってからも影響するのか、しないのか…。

社会人となった彼らの不器用な恋愛模様を覗いてみよう。

「男子校男子」一挙に全話おさらい!


第1話:「えっ、あの子が…?」“清楚系女子”に恋した男が、陥る罠

僕の卒業した高校は、“早稲田高等学校”だ。早稲田といっても首都圏に4校あるが、その中でも僕が卒業した“早稲田高校”は特に真面目で大人しい雰囲気の学生が多い。

僕も例に漏れず卓球部の芋学生で、楽しみといえば、部活帰りに学校横のファミマで買い食いすることや仲間と早稲田駅前のマックでモンハンをひたすらやり込むことだった。

有名高校ということで盛り上がる文化祭の「興風祭」。

毎年ナンパを試みたが、女子高生に睨まれてばかりで成功した記憶は一度もない。

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第2話:「地方出身のお金持ちを狙え!?」玉の輿を企む整形美女の手口

あれは、1年前の夏のことだった。相模湾と一体になったインフィニティプールは夏の照りつける日差しを浴びて、まばゆく光り輝いている。

「何度来てもここは日本って感じしないね」
「親父がエーゲ海の風景を切り取るって意気込んで作ったんだ」

ミナはサンローランのサングラスを掛けなおすと、ワイングラスに口をつける。

自称モデルの彼女とは帰国の度に会う程度の関係だ。

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第3話:東大卒・IT経営者の29歳男が、女から受けた恐ろしい仕打ち

僕は六本木の中華『黒猫夜』で彼女の橙子を待っている。

バッグに潜ませた、婚約指輪の箱に目を落とす。知り合ってから約10年、そして長い友達期間を経て、今日で付き合って5年。

結婚することが幸せだとも、結婚は人生1度だけ、とも思わない。

ただ人生経験として、最初に結婚するなら橙子しかいない。そして、彼女も僕と同じように考えているはずだ。

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第4話:「慶應卒の商社マンなんて興味ない!」それでも女が彼を狙うワケとは?

高校時代は部活ばかりで出会いがなかっただけで、別にモテなかったわけではないと思う。

部活を引退した後に渋谷のカフェでバイトして、女子校の子と数ヶ月だけ付き合っていたことはある。

今は総合商社で働いていて、来年から父親の会社に将来の後継者として入ることになっている。

僕の家は、横浜で祖父の代から倉庫業を営んでいる。世間的に見れば「お金持ち」と呼ばれる部類に入るだろう。

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第5話:「地味な女ほど裏では…!?」24歳・高学歴リケジョのもう1つの顔

「そういえば、この前面白い論文見つけたから後で教える!」

柚とは専攻が近いので話題が合うことに加えて、適度な距離感が居心地良かった。

「ありがとう。そろそろ研究室も本格的に再開するし、本腰を入れないとな」

やはり研究している時が、一番幸せを感じる。キャンパスの入校制限が解除され、少しずつ研究漬けの日々が戻ってきた。

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第6話:「ここまでは完璧!」歯科医の夫と自由が丘の家を手に入れた女の恐ろしい計画

今日は学園祭だ。残暑の日差しが眩しく、僕は思わず目を細める。

校舎から一歩足を踏み出すだけで首筋に汗がつたった。

校庭のステージでは、同級生が流行りのヒットソングを大音量で演奏している。

大勢の観客がステージに向かって歓声をあげている。僕の視線は目の前にいる女の子に吸い寄せられた。

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第7話:待ち合わせは六本木アマンド前。初デート開始5分で、女が「2回目はない!」と見限ったワケ

僕が萌香(もえか)と初めて出会ったのは、高1の春の記念祭だった。

ピンク色のカーディガンを着た華奢で女の子らしい雰囲気の彼女に僕は釘付けになった。

「俺、女なんて興味ないし」

なんて強がってみたけど、一緒にいた友達に励まされた僕は、思い切って連絡先を聞きに全力で彼女の元へ走った。

その後、何度かメールのやり取りをして、次の週に僕は萌香と原宿デートに行くことになった。

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第8話:「知らぬは夫だけ…」医者の妻の座についた清楚系美女の恐ろしい裏切り計画

大学時代に東京に遊びに行った時、僕はバドミントン部の同期だった友人が暮らす下北沢の家に泊めてもらった。旨い店に行きたいとリクエストすると『ルミエルネ』を予約してくれた。

「洒落た店だな。よくこういう店来るの?」
「いや、進が遊びに来てくれたからだよ。普段は焼肉とか居酒屋ばっかり。でも彼女がおいしい飯好きだから、付き合わされることもあるよ」

彼女の写真を見せて欲しいと頼むと、彼は少し照れくさそうにスマホをよこした。

「えっ、これが彼女!?」

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第9話:「元カノとのやりとりも全部把握してる…」可愛い顔して裏では…恐るべし“ネトスト女子”の正体

―東京に来て何年経っても、関西弁が抜けへんのは、東京で信用できる人間に出会うてへんからや。

葉月と出会うまでは、そんな風に考えていた。

僕は自宅の仕事スペースでコーヒーを飲みながら、隣で仕事をしている彼女で同僚の葉月の横顔を眺める。彼女の真剣な顔が愛おしくて、思わずほっぺたをぷにぷに触ってしまう。

「もう、今大事なところなんだから♡」

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第10話:「刺激が必要…」夫に従順な32歳女が、夜な夜な秘密でしていること

「おい、今週の土曜日暇?」

休み時間に本を読んでいたら、隣の席の貴史に声をかけられた。高校生イベントサークルに所属していた彼は、当時流行っていたギャル男風の髪型で校内でも目立っていた。

「女子校の子と合コンがあるんだけどさ、一緒に行く予定だった駒東の友達が来れなくなっちゃたから来てほしいんだけど」

僕は気怠げに「ああ、いいよ」と答えたが、他校の女子とも仲が良かった彼に遊びに誘われたことが、内心嬉しかった。

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