言わずと知れた、広尾の超予約困難店『長谷川稔』。

昨今は、本店のイズムを継承した直営店に加え、プロデュース業も本格始動。

そんな長谷川稔グループの二面性を象徴する2軒がオープンした。

直営店の高級イタリアン『WAJO』と、長谷川プロデュースの大衆焼肉店『牛男ん家』だ。

今回、振れ幅が大きく対照的ともいえる双方の魅力に迫った!





デートにも最適な隠れ家イタリアンで、繊細な一皿に心奪われる
『WAJO』


フレンチに中国料理、串揚げと、多様なジャンルで、本店と同じ驚きと感動を伝えてきた長谷川稔グループの直営店。

5店舗目となる新店は、イタリアンだ。

代官山の裏通りにひっそりと佇み、奥行きが1m以上はある広々としたカウンターに8席だけを設けた店内は、実にラグジュアリー。大人にふさわしい、優雅な時間を約束してくれる。

シェフを任された小早川大輔さんは、イタリアで11年、日本では星付きレストランで修行した実力派。

渡伊中に学んだ各地の郷土料理をアイデアソースにしながら、日本の厳選食材を使って繊細に火を入れる。絵画のように美しく盛り付ける長谷川イズムを、見事に表現している。



緩急をしっかりつけたコースの構成は、すでに新店らしからぬ完成度。

予約は早くも5月まで埋まっているとのことで、期待度の高さがうかがえる。



トップクラスの生産者が造る、イタリアンワインを中心にリストアップ。

帝王とされる「ガヤ」をはじめ、名所フリウリの「リヴィオ」や伝説といわれる偉大なバローロの「ジャコモ コンテルノ」など、各地の最高峰がそろう。


食べて飲んで、一律6,000円!長谷川プロデュースの焼肉店

和牛350g超で飲み放題つき6,000円!前代未聞の一軒で、美味にひたすら没入


幡ヶ谷『牛男ん家』は、長谷川プロデュースの焼肉店。食べて飲んで一律6,000円の設定だが、内容は驚くべき。

肝心の肉は、カルビやロースなら、質の高さに信頼を置く全国の生産者から仕入れた、黒毛和牛のA5ランクBMS12。その他、タンやホルモンも用意し、総量は1人前350g以上になる。



テーブルごとに専有冷蔵庫があり、中に用意されている真空パックの肉を各自取り出して焼く。

他に、キャベツやナムル、キムチも保管されている。



飲み放題はビールからワイン、日本酒、ウィスキーまで勢ぞろい。

各種サワーは、卓上の専用サーバーから。



〆には長谷川さんがレシピを考えたカレーもあり、こちらは食べ放題になっている。

驚愕のコスパを可能にした理由は、内装費と人件費を省いたから。居抜きの物件をそのまま転用し、サービス担当は置かず、「80分制完全セルフ焼肉」を徹底することで、高原価率を実現した。

料理だけでなく、営業スタイルでも革新を極める長谷川稔プロデュースの企画力が光る。



カウンターにカレー&ライス、スープも置かれ、こちらは食べ放題。



高級イタリアンと大衆焼肉店という振れ幅のある2店ながら、どちらも長谷川グループらしさが光る。

足を延ばしてでも、その実力を存分に味わってほしい!


※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、2021年3月19日時点の情報です。