人気飲食店の多い小田急線沿線は、感度の高いイタリアンに注目したい。

代々木上原や下北沢といった独自のスタイルを確立したエリアでは、センスの良いイタリアンが自然と集まってきている。

それらの店の魅力は、ひとりでもふらりと入れてしまう空気感。フレンドリーな接客と、肩ひじ張らない客同士のムードがなんとも心地良いのだ。

今回は「下北沢」「代々木上原」「代々木八幡」「豪徳寺」にある、温かみのあるお店の逸品を紹介する。



※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



このエリアは、帰り道にふらっとひとりでも美味しいものを食べたい気分にぴったり。

程よい接客の距離感と美味しいワインが、居心地のいい理由なのだ。


       1.『cuore forte』


下北沢駅の東口からすぐの立地にもかかわらず、線路の脇にひっそりと入り口がある『cuore forte』。この店は、常連客がほとんどを占めるという知る人ぞ知る一軒なのだ。

ワインバーのような風貌なのに、本格的なメニューがそろうから嬉しい。自分の家のように寛げる雰囲気も常連を惹きつける魅力だ。

セレクトが光るナチュールワインを目当てに、感度の高い女性のひとり客も通ってくるという。



八丈島産チーズが濃い「リコッタチーズとマンゴー」2,640円。



ワイナリーのオーナー達からのコメントが壁を彩る。


       2.『Quindi』


親密さと洒落感がうまく同居した『Quindi』は、まさに小田急線沿線らしい一軒だ。

全面ガラス張りのゆったりした店内はガレージのような雰囲気で、ワインや全国の調味料などが買えるショップスペースと、温かみのある木のテーブルが並ぶレストランスペースがある。

料理は日本の食材をふんだんに使用しながらも、うまくイタリアンに落とし込まれているのだ。



レストランで食べて気に入った調味料やワインを買って帰ることもできる。


続きは代々木八幡と豪徳寺のほっこりイタリアン!

       3.『LIFE』


見かけはカフェのようにカジュアルだが、置かれた家具やインテリアは計算されたセンスの良さと温もりのあるテイストで和ませてくれる。

『LIFE』は店内にふたつの入り口があり、風の抜ける開放感が心地いい。その心地良さは料理も同じなのだ。

「毎日食べても飽きないように」という思いで考えられたメニューは、どれも瑞々しく身体に優しい。女性ファンが多いのもうなずける。



ウッディで、ほっこりとした魅力があふれる店内。


       4.『TEATRO ACCA』


『TEATRO ACCA』の小さなカウンターは、シェフの原 郁人さんの軽快なトークと共に繰り広げられる“原劇場”といっても過言ではない。

熊が眠る「モナカ」や生ハムの無い「生ハムパンナコッタ」など、名前から想像したビジュアルの斜め上行く料理に、誰もが笑顔になる。

そんなサプライズを狙って、アイデアを練り上げるのが原さんの何よりの楽しみとか。通うたびにグルメ偏差値が上がる一軒だ。



生ハムの香りをエスプーマに移した「生ハムパンナコッタ」。いずれもコース(8,500円)から。



リンゴの赤ワイン漬けを被った子熊モナカも愛らしい。



シェフ前のカウンターが人気。





新宿を起点に、湘南や小田原へと繋がる小田急線。ロマンスカーが走るので観光地へのアクセスも簡単だが、その途中には住み心地のいい街が連なり、多くの住宅街がある。

ワイン1杯からしっかりごはんまで、大人のわがままを受け入れてくれる、そんな懐の深い店が多いのだ。


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