2022年3月、港区の某所に暖簾を掲げ、早くも予約殺到の新店がこちら。

満を持して独立を果たした名大将が握る一貫を求めて、鮨好きの大人が毎夜集う。

しっかり鮨と向き合いたい大人のための、とっておきの名店をご紹介!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


鮨好きに愛されてきた、美しき握り


鮨は人なり。そう強く実感する店がまた一軒、港区に暖簾を掲げた。

元麻布の住宅街、それもビル1階の最奥、看板ナシ、住所非公開だが、錚々たる顔ぶれから贈られたあふれんばかりの胡蝶蘭が、その存在の大きさを物語る。



ここ『すし 田いら』の大将は、「ザ・リッツ・カールトン京都」、青山の人気鮨店を仕切ってきた平 公一氏。

9席のカウンターは、独立を待ちわびていたゲストたちで早くも毎夜満席が続く。

「基本、江戸前で特別変わったことはしてないです」と、柔和な笑顔とバリトンボイスで謙遜する平氏だが、その徹底したこだわりと確かな仕事には、思わず見惚れてしまうほど。

氏の“追っかけ”が存在するのもうなずけてしまう。



人間国宝作の器や、樹齢300年以上という木曽檜の一枚板で造られたカウンターも圧巻。空間の隅々まで、最高の宴へと誘う“舞台”は整っている。

OMAKASEに予約枠が出ることも稀だけに、訪れる機会が来たならば、万難を排して臨みたいプラチナシートだ。



1貫目に供すのは江戸前鮨の代名詞、小肌。

シャリは2種類を使い分ける3種の酢を、脂の乗ったネタや香りのあるネタには赤酢を多めに、淡白な白身やイカなどには米酢を多めに配合。



月替わりでデザインが変わる手ぬぐいはゲストへのお土産。

3月は筍と鰆、4月はつくしとサヨリなど、モチーフはその時期の食材だ。



わずか9席のプラチナシートをめぐって、鮨好きの大人たちが予約争奪戦を繰り広げる『すし 田いら』。

鮨を語るなら、絶対に辿り着くべき一軒だ!


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