年収8桁は当たり前。
予約のとれないレストランに頻繁に通って、
画面の向こう側の人たちとコネクションがあって、
美男美女で賢くて…。

「あの人みたいになりたい」と、みんなから羨ましがられるハイスぺたち──。

けれど…

そんな人間も、実は人知れず意外な闇を抱えていること。

あなたは、ご存じですか?

「人生、こんなハズじゃなかった。〜ハイスペの憂鬱〜」一挙に全話おさらい!


第1話:「ヒゲが生えてきた…」美人すぎる女社長の悩みとは

“美人すぎる、女社長”。いつしかそんな紋切り型のフレーズとともに、私は、キラキラした人間というレッテルを貼られるようになっていった。

数日後にはまた、IT業界の成功者お決まりのポーズ“ろくろを回すようなしぐさ”をして着飾った私が、SNSで拡散されるのだろう。

最初は、自分が成功した人間だと世間から認知されたことが嬉しくて嬉しくてたまらなかったけれど…。

誰かが勝手に作り上げた私の偶像が独り歩きしはじめ、徐々に私はそのギャップに苦しむようになった。

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第2話:「絶対に、誰にも言えない」大企業の社長が、ストレス発散のために夜な夜な大金をつぎ込むのは…

ギリギリ180cmには届かないけれど、身長は179cm。決して華やかではないけれど、元ミス日本候補だったという母に似た整った顔立ちは、塩顔イケメンとして持て囃された。

大学卒業後は、大手商社に入社。配属は花形、エネルギー部門だった。大人になった僕は、モテた。いや、モテ散らかした。

お酒を覚えてからは、夜な夜な西麻布に繰り出した。ただの美人じゃ飽き足らず、アナウンサーやモデル、ちょっとした芸能人と飲んでは、男友達に自慢して優越感を覚えていた。

絵に描いたような、完璧な人生。誰もが羨む僕──。

しかし…。それは、突然に終わりを告げた。

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第3話:美人だけが招待される謎のLINEグループ。そこで共有される秘密の情報とは…

幼い頃から“可愛い”という言葉を飽きるほど聞かされて育ち、これでもかというほどの恩恵を受けてきた。

その恩恵がピークに達したのは、20代前半だろうか。

美人は生涯3億の得をする。都市伝説くらいにしか思っていなかったこの言葉が、少しずつ信憑性が帯びてくることを感じていた。

でも、この時の私は理解していなかった。

“ただより高いものはない”という、恐ろしい言葉もあることの意味を──。

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第4話:“人生ガチャ当たり”の男。仕事で成功を収めた夜、ありえない屈辱を味わった理由

割と裕福な家庭で生まれ育ち、早稲田大学に進学。その後、大手不動産企業に入社した。

30歳で看護師をする美人な彼女と結婚。31歳で第一子が生まれ、32歳で自由が丘に2LDKの中古マンションを購入した。33歳となった今、年収は約1,100万円。

とんでもない成功を収めたわけではないけれど、全国的に見たら割と裕福な層に食い込むだろうし、人から羨まれることだって多い。

そう、僕の人生は順調だったのだ。ある人から、あんな言葉をかけられるまでは…。

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第5話:「高卒の友人たちが、羨ましい」1人“勝ち組”になったエリート女が、地元で劣等感を感じたワケ

学生時代は昼夜問わずアルバイトをして、なんとか生活費を稼いだ。勉強だって抜かりなくやったし、就活には全身全霊を注いだ。

大学受験と、就職活動。人生を変える2大イベントだっていうことは、ハッキリ自覚していたから。そして私は晴れて、大手金融機関の総合職の内定をゲットしたのだ。

あれから、10年以上。34歳になった私は、月島のタワーマンションから夜景を見下ろし、考える。

果たして、私のしてきたことは正しかったのだろうか…、と。

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第6話:「これだから東大生は使えない…」社長がついそう思ってしまった、東大出身女子の奇行

勉強は努力すれば1番になれる。学校生活というのはなぜか、運動よりも、お友達と仲良くなるよりも、勉強ができることが何より褒められる。

その事実は余計に私を勉強へと向かわせ、気づいたら現役で東京大学・文Ⅱに合格するまでになっていた。

運動より、コミュニケーション能力より、勉強ができるほうがはるかに人生においてリターンが多い。

得意なものが勉強でよかった!!心からそんなふうに思っていた。あの日までは…。

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第7話:裕福な暮らしから一転、激貧のアルバイト生活へ…。どん底を味わった男の、意外な40代の生活

ひと昔前なら、僕はこの状況に猛烈に興奮していただろう。彼女に対してもそうだし、こんな美女から羨望の眼差しで見つめられる立場にまで上り詰めた、自分自身にも──。

「ねぇ…、聞いてる?」
「あぁ、ごめん…。今度おいで」
「え〜、やった〜嬉しい!!」

けれど、今の僕は別の感情に支配されている。

― どうしたら、この状況から抜け出せるのだろう…。

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第8話:「出産後も、それなりに稼いでる君ってさ…」夫が放ったその一言で、妻が離婚を決意したワケ

本当は東大へ行きたかった。結婚相手も同業はできれば避けたかったし、願わくば子どもは男女の双子がよかった。

細かいところで、もっともっとという欲求はあったけれど、大枠私の人生は大成功と言ってよいと思う。

誰からも羨まれる、幸せな人生。それを、私は自分の手でゲットしたのだ。本気でそう思っていたのに…。

その成功を自分の手で得たからこそ、私は思わぬ落とし穴にはまることになる…。

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第9話:“モテたい”気持ちだけで弁護士になった男。婚活を始めてようやく気がついた、重大なミスとは

― モテたい。

仕事でもなんでも、男が活動的になる根源的な欲求は、ここにしかないと本気で思っている。その欲求がこの世から消えたとき、世界はどれほどつまらないものになるだろう。

どれだけの産業が廃るだろう。GDPはどれほど低迷するだろう。それくらい、“モテたい”という欲求は、綺麗ではないけれど、しかし人間をどこまでも突き動かす原動力になっているのだと思う。

そんな欲求に素直に従ってきた僕は、とんとん拍子に成功を収めた。

…けれど、思ってもみなかった苦労を味わうことになる。

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