TOKYO MX(地上波9ch)の番組「日本の底力〜自分らしく生きること〜」が5月28日(木)25時35分から、「LGBT」をテーマに放送。中高一貫校の元教師の小川奈津己(なつき)さんは、学校でLGBT当事者が自分らしく生きるために、「先生たちにも学んでほしいことがある」と、思いを語った。

「自分らしく生きる。それは今、性の対象や認識にかかわらず、すべての人にとって大切なこと。しかし、社会の『しくみ』や『文化』は、この多様性の時代に追いついていないのが現状です。LGBTsの当事者にとってまだまだ、『自分らしく生きる』はあたり前のことではありません。」(「自分らしく生きるプロジェクト」ホームページhttp://jibun-rashiku.jpより抜粋)

 TOKYO MXは、「LGBTsと理解者が手を取り合い、無限の可能性を生み出す」というプロジェクト『自分らしく生きるプロジェクト』(運営団体「We Think(Shibuya).」)と連動した形で、LGBTsの方々に向けた番組を放送中。

 5月28日放送の番組「日本の底力〜自分らしく生きること〜」に登場したのは認定NPO法人ReBitの小川奈津己さん。小川さんは、心と身体の性別が一致しないトランスジェンダー。身体は女性、心は男性という自分に学生時代は悩み、苦しんでいた。そしてある日、高校の先生にカミングアウトしたときに、本名「ナツコ」という名前を「ナツ」と呼んでくれた。そんな先生のさりげない気遣いに小川さんは「救われた思いがした」と言う。

 その後、小川さんは中高一貫校の教師を経て、NPO法人ReBitで活動している。「LGBTも、ありのままで大人になれる社会へ」をスローガンに、現在は全国の学校でLGBTsに関する出張授業を行うなど、忙しい日々を送っている。中学校の先生用のハンドブック「Ally Teacher’s Tool Kit(アライ先生キット)多様な性ってなんだろう?」(発行:認定NPO法人ReBit)などを教材として使い、全ての学校がセクシャルマイノリティの子どもにとって過ごしやすい場所にしたいとの思いで活動。「LGBTsに理解のある先生たちを増やし、既成概念が強い大人の意識改革をしてもらうことが必要だ」と、言い続けている。

 そして小川さんは自らの経験から「人と違う部分を持っていることはおかしい!というのは間違い。誰もが違う部分を持っているのは当たり前、自分を責めることがないようにして欲しい」と言う。「自分らしく生きられる世の中に変えたい」…それがNPO法人Ribitで活動する小川さんの原動力である。

この番組は、無料アプリ「エムキャス」を使った見逃し配信で、6月4日(木)まで、視聴可能。

<番組概要>番組名:「日本の底力〜自分らしく生きること〜」放送日時:2020年5月28日(木) 25:35〜25:40 <TOKYO MX1>無料動画配信サービス「エムキャス」で見逃し配信中番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/jibunrashiku_pj/「自分らしく生きるプロジェクト」公式サイト:http://jibun-rashiku.jp