TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。7月18日(月・祝)放送の「FLAG NEWS」のコーナーでは、上場企業を対象とした“男女間格差に関する情報の公開義務化”について取り上げました。

◆来年度から上場企業は男女間格差に関する情報を公表

岸田首相は、約4,000社の上場企業を対象に、男女間の賃金格差といった非財務情報の公開を来年度からスタートさせる方針を示しました。

財務や収益の状況だけではわからない男女間格差を公表させることで、多様性を重視する世界中の投資家から資金を呼び込む狙いもあるということです。

今回は上場企業が年に1回作成する有価証券報告書に記載しなければならない「従業員の状況」の項目に追加する形で、賃金格差の他にも女性管理職の比率や男性の育児休暇取得率の公開も義務付ける方針です。

◆男女の賃金格差、公開義務化をZ世代はどう見る?

今回の岸田首相の発言に対し、株式会社ABABA代表の久保駿貴さんは「男女の働き方を見直そうというところも含まれていると思う」と一定の評価をしつつ、「育休取得率などは、1日取得したら取得率100%としている企業もあるかもしれない。(育休)取得日数や子育てのしやすさなども公表すべき。就活生はそういったところも見るようになっている」と述べます。

食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは、「(管理職に)女性が増えることで育児がしやすい環境になると思うが、“女性だから管理職に”といっているわけではない」と指摘し、その上で「男女の賃金格差が“見える化”することでわかることもあると思うので、これはすごくいいと思う」と岸田首相の方針を歓迎。

一方、NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんは「これは上場企業だけだが、僕はベンチャーのほうが(男女間の)格差があると思う」と言及。そして、今後を考えた上で「上場企業も大事だが、スタートアップやベンチャーから変えていくことが重要」と力説すると、スタートアップの起業家である久保さんも「確かに」と納得。

起業家の数が男性のほうが圧倒的に多いため、そうなってしまうのも仕方ない部分もありますが、「そういうところを直しておけば、(いずれ)上場したとき(男女格差のない)仕組みが出来上がる」と前向きに考える久保さん。

対して、大空さんは「(男女格差の是正は)余裕があればできること、まずは成長を優先させるためには、男女比などは気にしていられないという感覚だと思う」と経営側の考えを推察。そして、「そうではなく、男女平等にしていくことで成長していく、それがひとつのスタンダードになるべき」と訴えていました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag