TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。10月8日(金)放送では、“首都直下地震への備え”を確認しました。

◆防災バッグがあっても…その中身は本当に大丈夫?

10月7日の夜、東京・埼玉で震度5強の地震が発生。東京23区で震度5強を観測したのは2011年3月11日の東日本大震災以来、10年ぶりのことです。

都内では水道管の破裂が相次ぎ、各地で道路が水浸しに。そして、山手線をはじめとする首都圏の鉄道網も一時マヒ状態となり、多くの人が立ち往生。駅周辺には帰宅困難者が溢れました。気象庁は「今後1週間は同じ程度の地震に注意してほしい」と呼びかけています。

そこでこの日は、恒常的に必要な首都直下地震への備えについてZ世代と議論。まずは、災害への備えについて、政治プラットフォーム「PoliPoli」代表の伊藤和真さんは、自分の身は自分で守らないといけないという意識はありつつも「昨日、防災バッグを改めて見直したら内容が薄く、もう一度考えないといけないと思った」と猛省。

一方、生理への理解を広げる団体「#みんなの生理」共同代表の谷口歩実さんは、ちょうど半年ほど前に防災バッグの入れ替えを行ったものの、「10年ぐらい前で時が止まっていた」と備えが不十分だったことを吐露。「食料も賞味期限が切れていたので今後は定期的に見直し、連絡先などの情報も刷新していかないといけないと改めて思った」と話します。

キャスターの堀潤も「(防災グッズが)あるから大丈夫と思っていたら、それは過信かもしれない」と危惧しつつ、過去の取材で大変だった経験を明かします。特につらいのが、水が出ない状況。トイレの衛生状況の悪化に臭いの問題、とりわけ臭いにかなりのストレスを感じた方が多かったようで、もしものための簡易トイレの用意を促します。

また、気象予報士で防災士でもある久保井朝美さんは、昨今の非常食について言及。今は非常食も美味しいものが増えており、「日常のご飯になるぐらいのクオリティ」と言い、非常食を日常的に食べ、賞味期限を切らせずに備蓄する“ローリングストック”を提案します。

◆あったら便利な防災グッズ、コロナ禍での必要品は?

自宅での備えとしては、まずは「非常用品」と「消火器具」の確認。そして、家族で「避難場所」などをあらかじめ話しあっておくことが重要です。

そして、久保井さんは防災士の観点から、災害時にあると便利なものとして、「スリッパ」と「スニーカー」を挙げます。「家のなかでもガラスが割れてしまう可能性がある。なので、スリッパがあると良いし、避難所まで慌てて裸足で飛び出してしまう人がいるがそれは危険」と注意喚起。さらには、地震の揺れで扉などが開かなくなってしまうこともあるため、「バール」や「ノコギリ」なども用意しておくと安心とも。

そして、今はコロナ禍でもあるため、防災バッグにマスクや消毒液、避難所のなかで埃に混じったウイルスを防ぐために屋内用のスリッパもあると良いそう。また、災害時にはスマートフォンが重要な防災アイテムになるため、モバイルバッテリーなどのスマートフォンの充電器を忘れないよう釘を刺します。

◆帰宅困難者になってしまったら…一時滞在施設の活用も

今回の地震は夜に発生しましたが、夜は暗くなって周りが見えずにケガをすることも少なくありません。そのため、夜の地震は落ち着いて行動する必要があります。

そして、昨日も帰宅困難者が数多く発生しましたが、最後は自分が帰宅困難になってしまった時のアドバイスも。東京都には「一時滞在施設」というものがあり、庁舎やホテルなど1,137ヵ所が指定されています。そこは発災から72時間程度使うことができ、食料や水、毛布、トイレなども用意されているので、何かあった際には利用することが懸命です。

また、Webサイト「東京都防災マップ」には、一時滞在施設や避難所などがまとめられています。堀は「いざというときにわからないのは困るので、ぜひチェックしてみてください」と周知していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag