TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。11月1日(月)放送では、Z世代のコメンテーター・鈴木香里武さんによる政策提言「未利用魚を活用したフードロス削減」について議論しました。

◆漁獲量の3〜4割は廃棄、未利用魚となっている

「堀潤モーニングFLAG」では“ニッポンのミライ”と題し、Z世代のコメンテーターに衆議院選挙前にさまざまな政策提言を募集。そして、この日は衆院選の結果を受け、その提言と与党の公約がどれだけ合致し、今後遂行が可能なのか検証します。

岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さんの提言は「未利用魚の活用でフードロスを防ぐ」。鈴木さんによると、現在、漁獲量のうちの3〜4割は廃棄に回されてしまっていて、そうした廃棄される魚は“未利用魚”と呼ばれているとか。

なぜ未利用魚になってしまうかといえば、その理由の1つに「まとまった数が獲れない」ことがあります。そのメカニズムについて鈴木さんは「数匹入るときもあれば、入らないときもある魚は市場価値が安定しない。そうすると取引に回らなくなってしまう」と解説。そして、この状況を改善するためにも「なんでもかんでも助成金ではないが、多くの種類を扱うことでインセンティブがあるようなシステムができれば、仕入れる人も生まれ、未利用魚も減ってくるのではないか」と言います。

◆フードロス削減、与党の公約は?

そんな鈴木さんの提言に対し、自民党は「水産物の供給平準化や販売促進・販路の多様化の取り組みなどの支援」を掲げ、公明党は「食品ロス削減の国民運動の推進」、「こども食堂・フードバンクなどの活用」を挙げています。

外資系コンサル会社勤務の松川莉沙さんは、鈴木さんの提言に注目していたものの、市場に回る魚とそうでない未利用魚の違いをよく理解していなかった部分があったようで「その辺りを詳しく知っていきたいと思った」と改めて興味を示します。

一方、Z世代の大学生が番組に集結する「Zフォーラム」に参加していた明治大学 木寺ゼミナールの小川貴弘さんは、過去に愛知県の海辺の街に住んでいたときには「地元の人しか食べないような魚がたくさんあった」と話します。そして、「それを全国的に、海辺の街以外でも食べられるようにしていけばフードロス削減に繋がる」とも。

キャスターの堀潤も小川さんの意見に同意し、「その辺りもデジタル政策で補い、今どこに、どんな魚があるのか我々消費者も利便性高く活用できれば」とデジタルを用いた今後の展開に期待していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag