TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、“最先端の働くロボット”をキャスターの田中陽南が取材しました。

◆茹でから炒めまで…調理をロボットが担当

まず田中は、8月にオープンしたばかりの恵比寿にあるスパイスヌードル専門店「Magic Noodle 香味麺房」へ。

その厨房内にあるのは、麺を茹でることから炒めるところまで全てオートマチックでやってくれる調理マシン。このお店のメニューは全てロボットが調理しています。

その手順は、最初に鍋にソースが設定量注がれ、同時に麺を茹でます。

麺が茹で上がると鍋に投入され、ソースと絡めながら炒めます。ちなみに、鍋の温度や回転数はメニューに合わせ、設定を変えているそう。

その工程を見学した田中は「すごい! 茹でも炒めも全部自動でやっているんですね。厨房に人が立っていない光景が驚きですね」とビックリ。なお、このロボット、鍋の洗浄までしてくれるという優れもの。

最後の盛り付けとトッピングのみ人の手で行っており、店長の木村さん曰く、ロボットが作る一番のメリットは「味にムラがないこと」。

また、調理時間が大幅に短縮できるのも強みで、1食あたり最短48秒で提供できるため、大量に注文が入っても同じペースで作り続けることができるのも大きな特徴です。

◆コンビニで大活躍のドリンク陳列ロボット

続いては「ファミマ!! ムスブ田町店」へ。

最先端のロボットがいるのは店内ではなく、ドリンク棚のバックヤード。そこにはドリンクを陳列するロボットが配置されています。

このロボットはAIを搭載しており、商品棚からドリンクがなくなると検知し、自動で補充してくれるというもの。

ドリンクをアームで掴むとレールやポールを使ってバックヤード内を縦横無尽に移動し、アームを伸ばしてドリンクを器用に陳列。

1日約1,000本にも及ぶドリンクの陳列作業は従業員の大きな負担となっていましたが、ロボットが24時間代わりに行ってくれることで、従業員の作業効率改善に大きく役立っているそうです。

◆業務は全てロボットが…究極のロボットレストラン

最後は羽田空港近くの商業施設「羽田イノベーションシティ」にある未来型レストラン「AI_SCAPE」。

こちらは、マッシュルームのペーストを使用した野菜中心のカレーなど体にやさしいメニューが楽しめるお店です。

その店内で働いているのは、料理の配膳をしてくれるロボット「Nyokkey」。2本の腕を巧みに使い、料理をお客さんのテーブルに提供しています。

このレストランは、ロボットによるレストラン運営を実証実験するための店舗で、Nyokkey以外にも食品を温め、盛り付けてくれる調理ロボット、さらにはカップを取り出し注文の入った飲み物を注ぐドリンクロボットも。

3タイプのロボットだけでほぼ全てのレストラン業務をこなす、究極のロボットレストランです。

お客さんの反応は「子どもの頃、SFで出てきたようなロボットが食事を運んでくるから面白い」、「子どもたちと一緒にもう一度来たい」と上々。現在はまだ開発中の部分が多く、思うようにいかない部分もあるものの、それを日々改善しながら運営しています。

◆テクノロジーの進化にZ世代もビックリ

さまざまな最先端ロボットにキャスターの堀潤は「お見事でしたね」と感心しきり。また、Health for all.jp代表の茶山美鈴さんも「(Nyokkeyは)顔とかもあって、愛着が湧きそう」と興味を示します。

過去にコンビニでアルバイト経験があるという、タレントで起業家の加藤ジーナさんは、ドリンクの陳列作業の大変さを経験済みとあって「(陳列ロボットは)天才だと思いました!」と感動の声を上げます。

アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんは、「Twitterを見ていると、(ロボットが働く分)『労働力が減ってしまうのではないか』というコメントもあるが、僕はその分、人間しかできないことに特化できていいと思う」とポジティブに捉え、「(ロボットが)料理している時間に、お客さんとのコミュニケーションを増やすなど、そういった使い方ができれば」と期待を寄せます。

茶山さんも「絶対に人間にしかできない仕事はある」と力を込め、「人と人とのコミュニケーションのなかで生まれる感情などを大事にしていくべきだと思う。そうした部分で人間が何ができるのかというところを、職業訓練などをやっていきながら新しい職業が生まれたらいいなと思う」と期待していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag