暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15〜)。
今回は東京2020大会が開催された東京での様々な取り組みや人々の思いを紹介する「Our Legacy」で、東京パラリンピックで活躍したブラインドサッカー日本代表のボイストレーナー新生剛士さんを紹介しました。
◆Our Legacy「ボイストレーナー 新生剛士」東京2020大会が開催された東京を舞台に行われる様々な取り組みや、そこに関わる人々の思いを紹介する「Our Legacy」。今回は、ブラインドサッカー日本代表を支えた男性を取材しました。東京パラリンピックで、世界ランク3位のスペインに歴史的勝利を挙げ、初出場ながら5位入賞を果たした、ブラインドサッカー日本代表。その活躍を支えた人物とは…、大会でブラインドサッカー日本代表のトレーナーを務めた、新生剛士さん。指導していたのは、ボイストレーニングです。(新生剛士さん)「ブラインドサッカーという競技の特性上、視覚障害のある選手たちがプレーをするので、全てのコミュニケーションは、声でとっています。なので、その声を武器にしていくことのサポートをするという仕事だと思っています」アメリカンフットボールの選手だったころ、声を出すトレーニングが肉体づくりに役立った経験から、スポーツに取り入れる方法を模索しました。音を頼りにプレーするブラインドサッカーでは、選手同士の声かけが試合を左右することも。そこで、新生さんに白羽の矢が立ったのです。(新生剛士さん)「ボイストレーナーとしてスポーツチームに関わるのは、今回のブラインドサッカー日本代表が初めて。ブラインドサッカーの場合は、ボールをもっている選手に対して守備でボールを取りにいったりするときには必ず『ボイ』という声を出さないと反則になるというルールがあります。そういう反則が(日本代表チームは)比較的、多かったとは聞いていました」ボールを奪いに行く際は、「ボイ」と発声するのがルール。声が聞こえなければ反則を取られてしまいますが、激しい攻防の中で常に発声し続けるのは、簡単なことではありません。(新生剛士さん)「喉だけを使って出す声というのは、ボリュームも上がりにくいし、かれやすいんです。それを、身体全体をスピーカーの党に使えるようにしていきましょうと。なので、最初にやることはマッサージとストレッチ。そこに、身体全体に響かせていくという発声方法を練習していきました。まず、いちばん効果が出たのは、ゴールキーパーの選手だったんですね。ゴールキーパーの選手は、ゲーム中、ずっと大きな声で喋ってますよね。僕が初めて帯同した大会で、『最終日の前日に普通に喋れるのは初めてです』と言ってもらえました」新生さんがトレーナーに就いて1カ月後、さっそく、その効果が。これまで、最高4位止まりだった国際大会で、準優勝を果たしたのです。新生さんが思い描く未来とは…。(新生剛士さん)「ブラインドサッカーに限らず、声って本当にすごい力があると思っているんですね。ですが、僕自身は、声の力を、ひとを威圧するとか、何かを強制するとかには使われて欲しくないと思っています。自分の周りの人を勇気づけたり力づけたりすることに活用して欲しいと思いますし、そういう風に思っている人たちをサポートしていきたいです」優しい声が響きあう未来へ。<番組概要>番組名:東京インフォメーション放送日時:毎週月―金曜 7:15〜7:20キャスター:久保井朝美、中村美公番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/