TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)、「コメンテーターZ モチコミ!」のコーナーでは、タレントで起業家の加藤ジーナさんが、渋谷に設置された“気候時計”について解説しました。

◆気候変動への注意を促す「気候時計」とは?

加藤さん曰く、「気候時計」とは“Climate Clock(クライメートクロック)”と言い、産業革命前からの地球上の気温が1.5℃上昇するまでの猶予をカウントダウン形式で表示するもの。2020年、アメリカ・ニューヨークに世界で初めて設置され、この4月に渋谷・ハチ公前広場「SHIBU HACHI BOX」内の観光案内所に設置されました。

ここに刻まれている時間は、二酸化炭素やメタンなど温室効果ガスの排出傾向などから算出され、人々が頑張れば伸びるかもしれないし、逆に短くなる可能性もある、そうした数字を視覚的に表示しています。

そして、加藤さんは改めて「1.5℃目標」について解説。これは、産業革命以降、気温が1.5℃上昇すると人類に壊滅的な被害を与えるほどの大きな自然災害が頻発するというもので、現状では1.1℃上昇し、残りは0.4℃。「200年余りかかって1.1℃上昇なんですけど、今後は7年で1.5℃に到達してしまう。それぐらい今は温室効果ガスを排出しているということ」と警鐘を鳴らします。

この気候時計を設置したのは、高校生〜大学生4人によるグループ「a(n)action」。彼らはクラウドファンディングで約1,300万円もの資金を集めて実現。

その姿勢に加藤さんは「彼らは7年後もまだ20代。つまり、20代で大変な状況が訪れると危機感を持っている」と感心しきり。なお、彼らは今後も渋谷のトイレやエレベーターなど、目に触れやすい日常的な場所に100台設置することを目指しているとか。

ちなみに、気候時計にはQRコードが付随され、そこから特設サイトへと飛ぶと、政府に対して気候変動に対するアクションを求める宣言をワンクリックでできるようになっています。

この取り組みに、株式会社POTETO Media代表取締役の古井康介さんは「渋谷にたくさん設置するのも大事だが、もっと意思決定をする“おじさま”たちが目にする駅などに設置するといいと思う」とアイデアを提案。

すると、キャスターの堀潤からは「ぜひ国会のスクリーンでも」という声も。

一般的には気候変動による海面上昇でどれだけの被害があるかなどはあまりイメージできませんが、地球上を見渡せば実際に浸水による被害も生まれているだけに、堀が「千葉や東京湾沿岸、神奈川・湘南エリアなどでも住んでいるところが住めなくなってしまう、そんな未来があったらどうするのかはもっとイメージしたいと思う」と危機感を募らせると、加藤さんからはすでに海面上昇を想定した地図があるとの声が。そして、「1m(海面が)上昇しただけでも、結構驚異的」とその印象を語っていました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag