TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。11月2日(水)放送の「FLAG NEWS」では、イーロン・マスク氏が米Twitter社のCEOに就任したことについて取り上げました。

◆イーロン・マスク氏がCEOに就任、早くもTwitterを支配

10月31日、アメリカのTwitter社を買収した企業家のイーロン・マスク氏が、CEO(最高経営責任者)に就任。また、マスク氏は他の取締役を解任し、自身が唯一の取締役に。Twitterの経営を支配し改革を加速させるのが狙いと見られています。

◆マスク氏の米Twitter社 CEO就任をZ世代はどう見る?

このニュースを受け、株式会社ゲムトレ代表の小幡和輝さんは、「上場を廃止し、取締役も解任し、独裁的にやる、これまでと真逆。いかにもマスクさんらしい。でも、業績はかなり悪かったので仕方がない感じである」と感想を口にします。

そして、「(会社が)潰れるよりは、いいサービスとして残ってもらったほうがいいので期待はしている」とも。また、こうしたマスク氏の活動が海外の起業家の地位向上、憧れの存在として「起業家ってかっこいいなって思われるようになればいいなと個人的には思う」と期待を込めます。

一方、「心配ですね」と語るのは、インスタメディア「NO YOUTH NO JAPAN」代表の能條桃子さん。

マスク氏は、Twitterの認証バッジ(公式マーク)に関し、もらえる人・もらえない人がいるのはフェアじゃないと開放を訴え、8ドルで認証バッジをつけられるようにするという旨の説明をしています。

能條さんは、「有象無象の情報のなかで、認証バッジはその人が正しいアカウントだと証明するものだった」とし、「誹謗中傷やフェイクニュースへの対策が後退することになるのではないか」と危惧。プライベート企業ではあるものの、もはや公共インフラに近い影響力を持ったサービスとあって、その行く末を案じます。

慶應ビジネススクール2年(MBA)の池田颯さんは、学校内でもこのニュースは話題になっていると言います。そうしたなか、従業員の解雇などはマイナスに捉えられているものの「競合の(Facebookを運営する)Metaに比べればもともと従業員も多く、減らすのも妥当だとか、(マスク氏は)改革を伝えるためにわざとオーバーにやっているのではないか」と推察。

「経営者としての能力は素晴らしいのはわかっている上で、どこまでメディアであることをちゃんと担保しつつ、ビジネスで利益を出し続けるのか注視したい」と語ります。

ここでキャスターの堀潤から「メディアとは?」「メディアの役割とは?」と問われると、池田さんは「自由にみんなが発信できて、それに対して誹謗中傷などなく、ちゃんと議論ができる場」と返答。

一方で堀は、ビジネス的な広告媒体の受け皿か、あるいは民主主義社会における言論空間なのか、さらにそれはプライベートカンパニーが運営することが適切なのか、そうではないのかなど多角的に丁寧に見ていきたいと述べつつ、「Twitterの場合、それが全部合わさった話に今なっている」と指摘。そして、「イーロンさんはどちらかというと広告というものをコンテンツとして正常化させて、それをもって社会に還元したいということも言っている」と補足します。

ビジネスという面においては、同じ起業家という立場である小幡さんは「まずは民間企業なので潰れては意味がない」と改めて存続することの意義を強調し、「これだけ大きな会社が潰れたら世界に大きな影響が出るので、まずは経営体制を黒字化させるところが第一優先。その上でどうあるべきかだと思うので、まずは黒字にしてもらわないと話にならない」と主張します。

Twitterスペースに参加していた視聴者は「どうなんでしょう……」とマスク氏がCEOに就任したことによるメリット・デメリットに悩みつつ、「Twitterを改革したいという方向に持っていっているのは間違いないと思うので、まずはそのお手並拝見といったところ」と話していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag