TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、プラスチック削減に向けた“最新ストロー”事情を、キャスターの田中陽南が取材しました。

◆ストローマエストロ、集めたストローは1,000本以上!

4月1日より、使い捨てプラスチック削減のための法律「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。

対象はコンビニのスプーンやフォーク、ホテルの歯ブラシ、クリーニングのハンガーなどさまざまですが、今回番組が注目したのは“ストロー”。

ストローと言ってもたくさんの種類があり、東京・中央区にある銀座ロフトには素材や形状が異なる10種類以上のストローが。

そんな多種多様のストローにハマってしまったのが、ストローブランド「Dlink Straw」代表の野村優妃さんです。

“ストローマエストロ”を自称し、ストローの魅力を発信している野村さんがこれまで収集したストローは1,000本以上。例えば、ガラス製のストローは「吸い口の部分がまろやかな形になっていて、吸っている液体が見え、その過程もキレイで好き」と野村さん。

一方、シリコンタイプは内側が開いて洗えるため衛生的。なおかつグニャグニャしている素材なので、結んでコンパクトに持ち運びが可能。

また、思い入れが強いのが竹ストロー。これは、野村さんが4年前にフィリピンに行ったときにカフェで出てきたもので、それ以来、ストローを「コレクションするようになった」と懐かしそうに語ります。

そんなストロー愛溢れる野村さんですが、プラスチックストローの削減については、「プラスチック資源循環促進法が施行されたことによって、環境問題の観点から『プラスチックストローを使いたくない』という声をいただくなど、消費者側の意識がどんどん進んできているのを感じる」と言います。

また、プラスチックストローを制限することでストローを必要としている人に届かなくなってしまうことや、1本あたり約0.2円というプラスチックストローを制限することで費用的に店舗側の負担増となってしまうなど、さまざまな視点からの声を聞くと話す野村さん。その中で、「より社会、環境に良い選択を日々模索しながら、(情報を)発信して、考えていくことをしています」と自身の活動を語ります。

◆食べることができるストローを協業で開発中!

現在、野村さんは少し変わったストローを開発中。それは、大手お菓子メーカー・カンロ株式会社と協業で開発しているという、食べることができる「キャンディストロー」。

カンロのフューチャーデザイン事業本部長・村田さんは、野村さんについて「目がキラキラしていて、話すこともキラキラしている」と印象を語り、「我々もキャンディで世の中にワクワクを届けたいというところもあるので、未来の市場や未来の生活者に向けた事業を作っていこうということで動いている。野村さんの持っている環境意識などに我々も共感し、一緒にいろいろなことを発信できれば」と協業に大きな期待を寄せます。

野村さんも「糖のプロであるカンロさんと、ストローマエストロがコラボすることで、よりいいものができるんじゃないか」ととても楽しみな様子。

このキャンディストローに関して、野村さんは「口当たりに糖の味を感じ、ドリンクが徐々にストローを溶かすので、ほんのり甘いドリンクになったりする」と話します。

◆ガラス・竹・サトウキビのストローで飲み比べ

この日は野村さんがスタジオ出演し、おすすめのストローを紹介。ストローは素材によって飲み応えが全然違うそうで、今回は「ガラス」、「竹」、「サトウキビ」の3種類を使って炭酸水を試飲します。

まずは、「見た目がかわいい」と野村さんが語る「ガラス」から。炭酸水を試飲した株式会社Unicode CEOの赤城命帥さんは、「冷たさが伝わってくるので紙ストローよりも飲んでいる感があっていいですね」と感想を語ります。

microverse株式会社 CEOの渋谷啓太さんも、「紙ストローは時にクシャッとした感じがあるが、ガラスなら形状が保たれているので、口元にフィットして、カクテルとか飲んだらオシャレそう」と好評価。

続いては「竹」のストロー。これは野村さん曰く、舌触りがザラっとしていて他とは異なるそうで、アフリカの紛争問題を研究する東大院生の阿部将貴さんは、「違う!」と驚きの表情。「ガラスは炭酸をダイレクトに感じるけど、これはガラスに比べてきめ細かい」と印象をコメント。

最後は、他に比べて若干太い「サトウキビ」。これは直径12㎜のタイプでタピオカを飲むときなどに最適で、阿部さんからは「甘い香りが」という声が。野村さんによると、これはサトウキビの搾りかすなど、捨ててしまう素材をPLA(ポリ乳酸)という素材と合わせて作られており、土に還るサステナブルなストローだそう。

そして、阿部さんからは実家のパン屋で使っているプラスチックストローに代わる、衛生面・コスト的にも良いおすすめのストローはないかという相談が。これに野村さんは使い捨てタイプの「サトウキビストロー」をチョイス。

試飲したものは直径12㎜と太めでしたが、他にも6㎜や9㎜など細めのタイプのものもあり、単価としては現在1本3〜4円程度。プラスチックストローよりも割高にはなるものの、渋谷さんは「コンビニのプラスチック袋に3円出して買ってしまうので、サトウキビストローも3円で良いアクションに繋がり、環境貢献できるなら全然出しますね」とかなり前向きに捉えていました。

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※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag