「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介(33)が、大麻取締法違反(所持)の罪で有罪判決を受けたわずか2週間後に芸能活動を再開させ、波紋を広げている。本紙が追跡取材したところ、保釈後から用意周到に復帰を画策していた舞台裏が判明。ますます「反省していない!」との批判を浴びそうだが――。

 田口は10月21日に“婚約者”で元女優の小嶺麗奈(39)とともに懲役6月、執行猶予2年の有罪判決を下された。そのわずか2週間後の今月4日には、早くも活動再開を表明。同7日には配信シングル「Voices」をリリースし、12月3日にファンミーティングを開催すると報告した。有罪判決を受けた直後にもかかわらず、このスピード復帰は世間を騒然とさせた。

 本紙が追跡したところ、活動再開の舞台裏が見えてきた。

 田口は今月12日発売の「女性自身」で、「家族と絶縁状態である」と告白。仕事面ではボーイズグループのプロデュースを始めたことも報告している。これにはこんなカラクリがある。

 複数の関係者の証言を総合すると、田口は大麻事件で逮捕される前、このボーイズグループのマネジメントをしている芸能事務所「BACSエンターテイメント」から「ダンス講師をしてくれないか」とオファーされていたというのだ。

 同事務所は近年、熱烈な女性ファンを獲得している“2・5次元俳優”をマネジメントしている新興プロダクション。

“2・5次元俳優”とは、「テニスの王子様」など、漫画やアニメ、ゲーム(2次元)を原作とした舞台(3次元)に出演する若手俳優を指す。人気ゲーム「刀剣乱舞」のミュージカルに出演した俳優が、昨年の「第69回NHK紅白歌合戦」で企画コーナーに登場したほど認知されてきた。

 ただ田口はこのオファーに対してBACS側に明確に返事しないまま、時は流れて今年5月、小嶺とともに厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(マトリ)に逮捕された。6月には保釈されたが、元ジャニーズアイドルが大麻で逮捕されるという衝撃はハンパなく、業界関係者は一斉に田口から引いていった。

 孤立無援に陥った田口は、逮捕前にBACSからダンス講師のオファーがあったことを思い出したという。ワラにもすがる思いで「僕のファンから贈られるプレゼントを管理してくれませんか」と連絡して、ダンス講師のオファーを引き受けたという。

 BACSの担当者は本紙の取材に対し、田口のファンクラブ運営の一端を担っていることを認めた。田口は初犯だったため、執行猶予付きの判決になることを見越して、保釈後から水面下で活動再開の環境を整えていたというわけだ。

 とはいえ、有罪判決からすぐに復帰したことで「早すぎる!」などと猛批判を浴びた。一方、2017年に田口と同じ罪で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた元女優高樹沙耶こと益戸育江さんは12日、ツイッターで田口について「更生も反省も強いてはいけない」と指摘している。

 本紙は“復帰は時期尚早”などといった論調に関しても質問したが、BACS担当者は「何も言えない」としている。