エンタメバンド「エナツの祟り」が老舗ライブハウス、スポーツ&エンタメのイベント会社と共闘し、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の強化とコロナ禍のライブを盛り上げるキャンペーンを行うことが11日、分かった。

 ライブ業界が考える「ウィズコロナ」とは? イベント開催のガイドラインに基づき大型ホールなどで有観客ライブ&コンサートが再開され始めたが、ライブハウスは以前の活況を取り戻すには難しい状況が続いている。そんな中、老舗ライブハウス「ルイード」、スポーツ・エンターテインメント事業社「シミズオクト」、アーティスト「エナツの祟り」がコロナ対策を強化するキャンペーンをスタートする。それぞれの業界のプロである3者が、これまでに得た知識や経験、さまざまな機器を使い「いま考えられるベストな方法でコロナ対策を徹底し、感染者を増やさないことに努め、お客さまにより安心してライブをエンジョイしていただけるように尽力する」というもの。3者は「今後のライブの新しいカタチを作る」という共通認識でキャンペーンに取り組む。

 具体的には衛生管理と換気の徹底、ドアノブに手指を接触せず開閉できる仕組みの整備、飲料の個別化などの地道な工夫から、最新のサーモグラフィーや除菌機器なども活用する。現状では応援やコールが禁止されているが、声を出さずにリモートで応援するなどのユニークなアイデアを取り入れていく。

「エナツの祟り」が開発・導入し、話題になった「飛沫防止パネルBOX」をショーアップし、コロナ対策がエンタメとしても楽しめるような創意工夫も行う。

 実行委員はルイードグループ代表取締役社長で特定非営利活動法人・日本ライブハウス協会理事の落合壽年氏、株式会社シミズオクトの清水佳代子副社長、「エナツの祟り」リーダー・江夏亜祐が務める。

 江夏は「キャスター付きでステージ上で動ける飛沫防止パネルBOXを考案した際は多くのメディアに取り上げていただきました。今回もエナツの祟りならではの自由でユニークな発想で、発声の代わりにリモート応援する方法など、お客様がより安心して楽しめる工夫を考えています。コロナ禍の前のように、ライブを思いっきり楽しみ、満足感のある状態で帰してあげられる方法を見つけたい。お客様の満足感を毎回挙げていけるかが課題です」とコメントした。

 なお、第1回は11月17日に東京・港区の青山RizMで開催。ロックバンド「BOWWOW」のリーダー・山本恭司のゲスト出演が決まっている。以降は12月17日(青山RizM)、21年1月8日(赤羽ReNY)、3月12日(同)、4月2日(渋谷REX)、5月1日(同)に開催予定。実行委ではライブキャンペーンに賛同し、参加するアーティストを募っている。