ウクライナの首都キーフを電撃訪問したタレントのデヴィ夫人(82)に、著名人から称賛の声が寄せられている。

 デヴィ夫人は22日、ウクライナ入り。翌23日にキーウなどを訪れ、避難民に防寒着など支援物資を届けた。市民を念頭に「暖房もなく電話も通じにくい厳しい状況です」と思いやった。

 ウクライナ大使館に聞くと、たまっていた支援物資を見たデヴィ夫人が輸送費の負担を申し出たという。その額は「コメントできない」とのことだったが、数百万、数千万円単位と予想される。

 デヴィ夫人について元NHK職員で「お笑いジャーナリスト」のたかまつななはツイッターで「デヴィ夫人、ウクライナ訪問かっこよすぎる」と反応。自身も昨年8月にウクライナを訪れた経験から「現地に行くのは大変でした。82歳で現地入りされるパワーすごい。支援を呼びかけられるのとか素敵」と称賛した。

 モデルのトラウデン直美も25日放送のフジテレビ系「めざまし8」の中で言及。「ご自身の経験からウクライナの状況を考えて向かわれて、支援をされている行動は立派だなと思います。同じことはできないにしても私たちも、何かできないかなと考える続けることがすごく大事なことだなと再確認させていただきました」と述べた。

 一方で「ただ、マネをしようということではなくて、マネをしてはいけないですし、危険なので」とも付け加えた。

 ジャーナリストの常岡浩介氏も自身のツイッターでデヴィ夫人のキーウ訪問のニュースを共有した上で「カッコイイ!!」とひと言。ネット上でも戦地に足を踏み入れたことを危険視する意見もあるが「82歳とは思えない行動力」と感服する意見の方が多い。

 日本政府はウクライナ全土に退避勧告を出し、渡航も止めるよう求めている。今回の訪問を松野官房長官は24日に「どのような目的であれ、ウクライナへの渡航はやめていただくよう、またすでに滞在されている方は安全を確保した上で直ちに退避していただくよう勧告しています」と述べている。