アイドルユニット「NEWS」の増田貴久(38)が、V6年長ユニット「20th Century」の坂本昌行(53)と日本初演の名作ミュージカル「ホリデイ・イン」で舞台初共演。初日を迎えた1日、東京公演(16日まで)会場の渋谷・東急シアターオーブで取材会を開いた。

 増田にとって坂本は、所属事務所の大先輩。「坂本君主演のミュージカルに出ませんか」というオファーをもらい、作品名を聞く前に「やる!」と受けたそう。ただ多忙で、2か月近くあった稽古の初めのころは参加できなかったが、それでも頑張れたのは坂本がいたからだという。

「V6とか坂本君の後ろで踊らせてもらった機会も多い中、たくさんのミュージカルに出られてる坂本君と一緒のステージに立たせてもらえるって、なんか不思議な気持ちだったんですけど、坂本君たちに教えてもらってきたことを、僕ら後輩が〝今どれくらい育ってるんだよ〟っていうことを表現というか、坂本君にも恩返しできるようにと思って…」

 約30年にわたり数々の舞台に立ってきた坂本からは、教えられることも多かった。

「稽古場では、坂本君はずっと鏡の前でも練習されてましたし、セリフもずっと反復されてましたし、何度か僕のほうが先に帰るタイミングも多かったんですけど、坂本君にバレないように先に帰ったりとかするぐらい、全然追い付けない先輩というか、努力もそうですし、裏でも稽古場での居方というのが、すごく勉強させてもらいました」

 当の坂本は、稽古中の息抜きや休日の過ごし方を聞かれ「え〜、何してたろう」と考え込んでしまった。

「こういう作品に入ると1つしか考えられないので、何かをやるってやってても、どっかしらでこのホリデイ・インのことばっかり考えてて、だから多分リラックスしてたり、何か物作りとか絵を描いてたとしても、頭ん中はず〜っとホリデイ・インだったので、休んでたっていう感覚ないです」

 増田がすかさず「ないんですか?」とツッコむと、坂本は〝役者バカ〟らしく「はい、ごめんなさい。キャッチーなコメントなくてスイマセン」と真顔で謝っていた。