俳優の梅沢富美男(74)が15日、大阪市内で天王寺警察署一日警察署長委嘱式に出席。特殊詐欺被害防止キャンペーンイベントに参加した。

 2024年の大阪府内の特殊詐欺の被害額は約64億円。SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた被害額は約191億円。高齢者以外の被害者も増加傾向だという。天王寺区長の末村祐子氏は「特殊詐欺については手口がさまざまで後を絶たない。区役所や警察の名を語り入金をけしかける」と集まった市民に注意を呼びかけた。

 梅沢が一日警察署長を大阪で務めるのは初めて。全国では3回目だという。「今、特殊詐欺とか横行している。(大阪府内で)詐欺にあった金額が60億円。明日はわが身と思って」と警鐘を鳴らした。

 自身の顔写真がロマンス詐欺の広告に無断使用された際には「腹が立ちまして、(詐欺師を)徹底的に探しました」と明かした。コンピューターに詳しい人に発信元を徹底的に探してもらったというが「結局ダメで。僕じゃなくて、今度は違う女優さんの写真になっていた。芸能人は無料で広告に載りません」と憤慨した。

 梅沢の女性マネジャーに特殊詐欺の電話がかかって来た際には「彼女うまいことやった。(詐欺師と)10分くらい話して、口座番号を聞きだしてから『分かりました。私の方から電話しますので、この電話番号は信用できないので、山口県警にお電話させていただいて、それからこの会話は、ちゃんと録音してますので、これもちゃんと確認します』と言ったら電話がブツッと切れた。本当に手口が巧妙なんです。最終的にお金の話になるんです」と説明した

 最後に「芸能人が載ってるからといって絶対に信用しないで!」と重ねて注意喚起していた。