放送批評懇談会は15日、優れた放送番組や団体・個人を表彰するギャラクシー賞の「マイベストTV賞」を発表。テレビ東京系の昨年7月期ドラマ「ひだまりが聴こえる」がグランプリに輝いた。小林虎之介とともにダブル主演の中沢元紀は現在、NHK連続テレビ小説「あんぱん」で重要キャストを担い、注目されている。
同賞は今年で62回目のギャラクシー賞において、視聴者の評価を投票で示す部門として創設された。2024年度を対象にした今回、670票を獲得した「ひだまりが聴こえる」がグランプリとなった。2位は大反響を呼んだNHK連続テレビ小説「虎に翼」(283票)。3位は異色の学園ドラマと評判になったTBS系日曜劇場「御上先生」(205票)。その他、同枠の「海に眠るダイヤモンド」(5位=151票)、NHK大河ドラマ「光る君へ」(6位=146票)などが上位10作に入った。
「ひだまり――」は男子大学生2人の関係を、それぞれの繊細な心理描写で描いた。難聴によって人と距離を置くようになった航平(中沢)と、気持ちをストレートに示す太一(小林)。太一は講義内容を書き留めるノートテイクで航平を助け、代わりに航平の母が作った弁当を日々の昼食にする〝ギブ&テイク〟の仲に。2人はぶつかり合うこともあり、やがて特別な感情が芽生えたことに気づいていく…。
今回の発表では、「主演ふたりの飾らない瑞々しい演技が素晴らしかった」「SNSを通して制作チームと同じ温度でhとつの輪になれたような感覚は、忘れられない宝物となった」といった視聴者の称賛コメントも紹介された。そんなテレ東深夜ドラマが、大河や朝ドラ、日曜劇場を圧倒する票を獲得した。
25歳の中沢は現在、今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で、漫画家やなせたかしさんをモデルにした嵩(北村匠海)の弟・千尋を演じている。今週は今田演じるヒロインへの秘めた恋心が明らかになり、SNSで「千尋くん」がトレンド入りするなど注目度が高まった。
27歳の小林も今期、志尊淳・岸井ゆきのがダブル主演の日本テレビ系ドラマ「恋は闇」にレギュラー出演中。中沢とは23年の日曜劇場「下克上球児」で、ともに高校球児役で共演している。まさに旬の俳優2人の共演作が今回、グランプリの栄誉に浴した。


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