教育評論家の尾木直樹氏(74)が23日、ブログを更新。昨年に猪苗代湖で起きたプレジャーボートの死亡事故に触れ、「水上交通安全法」策定を提言した。

 コロナ禍で三密を避けたレジャーとして水上スキーやプレジャーボートなどの人気が高まっている。しかしその一方で、昨年9月、福島県・猪苗代湖で大型ボートが8歳の男児を引き逃げし、死亡させる事故が起こり、14日に容疑者が逮捕された。

 しかし、現状「湖」の事故に関しては交通ルールなど適用される法律がない。死者を出しても「業務上過失致死傷罪」で5年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金程度だという。今回逮捕された容疑者はボートの同乗者に口止めするなど隠ぺい工作していた、事故の認識がありながら救助せず逃亡した…などの疑いがあり2年〜3年ほど罪が加算されると見られているが、それでも自動車事故での「業務上過失致死傷罪」の半分程度と言われている。

 この点について尾木氏は「現状では『過失致死傷罪』しか問えない可能性もあります 煽り運転により、道交法では『危険運転致死傷罪』が広く定義されたように 海上、水上交通に関しても 〈水上交通安全法〉の策定を急ぎ 猪苗代湖事件のような悪質な事故に関しては 過失じゃなくて『危険運転致死傷罪』で厳罰に処して欲しいです」と主張。

 その上で「猪苗代湖事件を2度と起こしてはならないと思います! 立法化を急ぐべきではないでしょうか!」と訴えた。