20日に都内で開かれた「NO MORE! 受動喫煙〜僕たち、私たちの未来に〜」プロジェクト発足共同主催者会見に、乳がん克服経験のあるタレント・山田邦子(57)らが出席した。

 会見では先日、テレビ番組の企画で健康診断を受けて乳がんが発覚し、近く手術を控えて休養中の歌手・麻倉未稀(56)が趣旨に賛同し「病気に立ち向かい、早く皆さんの前に戻りたい。70歳までヒーローを歌って、歌で誰かの命を救いたい」とコメントを寄せた。

 国会では東京五輪までにインフラ整備が急がれる受動喫煙防止の強化策が、与党自民党の頑固な反対で先送りされた。国際オリンピック委員会と世界保健機関(WHO)はたばこのない五輪を訴えているが、国立がん研究センターによると、日本の受動喫煙による死亡者数は年間約1万5000人と推定されるという。とうてい先進国とはいえないレベルだ。

 実際、人一倍、健康には気を使わなければならないはずのスポーツ界にも喫煙者は存在する。そんな中、サッカー日本代表FW本田圭佑(31=ACミラン)は、すでに受動喫煙防止法案の早期成立を望む意見を表明。山田は「横綱稀勢の里(30)など、スポーツ界で影響力の大きい方にも声をかけ、受動喫煙防止の強化を世に訴えたい」と語った。