熟年離婚の引き金は――。歌手のASKA(59)が24日、自身のブログで1987年に結婚した妻と離婚していたことを明かした。ASKAは2014年に覚醒剤事件で逮捕、さらに法廷で当時の愛人に“愛の告白”をしても夫婦仲は壊れなかった。なのに、突然の離婚報告。薬物事件と不倫のダブルショックをも乗り越えた妻に、離婚を決意させたものとはいったい何だったのか?

 ASKAは24日更新した「関係各位、そして私の音楽を愛してくださる皆様。」と題したブログで、「妻は本当によくやってくれました。一般人でありながら、たくさん嫌なこと、悲しいことを乗り越えてくれました。今、振り返ると、耐えさせることの方が多かったのだと思います。地球何周分もの感謝があります。実は、先月。私たちは、別々の未来に向かって歩み始めました。」と明かした。

 ASKAはCBC(中部日本放送)、毎日放送でアナウンサーを務めた元夫人と1987年に結婚。1男1女をもうけた。

「2014年にASKAが覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた後、リハビリの病院の手配などを一手に仕切ったのが元夫人です。ASKAは法廷で一緒に逮捕された元愛人に対し『大事な存在』と愛の告白をするなど、妻としてのプライドが傷つけられることもあったが、それでもASKAを見捨てることなく、更生させようと必死だった」と芸能プロ関係者。

 だが、しばらくしてASKAと元夫人や子供たちとの間に、大きな亀裂が生まれてしまう。16年1月に、突如としてASKAがブログを開設、集団盗撮盗聴被害に遭っていたことを書きつづったことが原因だった。このブログはもともと本として出版する予定の原稿だったと言われている。

「元夫人はASKAの予想外の行動に、慌ててブログを削除させました。さすがにこの時ばかりは大きなショックを受けていました」と前出の関係者。

 唐突なブログ開設に驚かされたばかりか、その突拍子もない内容のせいで「夫にはまだ治療が必要だ」と実感した元夫人は、すぐにASKAを医療保護入院という制度で病院に入れた。

「ASKA本人にしてみれば、自分がおかしいなんてまったく思っていないため、納得できないまま3か月間ほど入院生活を送っていた。その後、実家に助けを求め故郷の九州の病院に転院し、ほどなくして退院した。この時ばかりは、さすがに元夫人も諦めの表情を浮かべていた」と事情を知る音楽関係者は明かす。

 退院してから数か月後の同年11月、再び覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された。この時は一貫して否認し、嫌疑不十分で不起訴となり釈放された。

「退院してからASKAはほとんど自宅には帰らず、実家のある福岡と東京のホテルで暮らしていた。ブログがキッカケで信頼関係は失われ、もはや離婚は避けられなかった」(同関係者)

 今、世間では俳優・船越英一郎(57)との“泥沼離婚劇”を有利に導こうと、妻のタレント・松居一代(60)が必死にブログを更新、ユーチューブに投稿している。もちろんASKAの場合と状況は異なるが似ているところもあり、既婚の有名人にとってSNSは危険なツールといえるかもしれない。

 そのASKAはブログで「(離婚の)理由は、お互いの胸の中にだけあります。私たちは、お互いに、応援し合う仲でいることを約束いたしました。『家族』『元家族』…。『家族』という文字は、どちらにもあります。消えることはありません。そんな思いを抱きながら、別々に未来を歩く。今は『感謝』しかありません。」と記したが、元夫人の心にどう響いたのだろうか。