三代目桂小南襲名を9月に控えた落語家・桂小南治(55)が26日、都内で取材会を開催。落語芸術協会会長の桂歌丸(80)、副会長の三遊亭小遊三(70)、小南治の兄弟子の山遊亭金太郎(61)が出席した。

 師匠の二代目桂小南が亡くなってから21年。弟子の小南治が大名跡を復活させる。「小南という名前に恥じないような高座をしたいと思います」。6月上旬に師匠の墓参りをして同様のことを誓ったという。

 歌丸は「先代の(古今亭)今輔師匠から『いまうちの協会で一番勉強しているのは(二代目)小南さんですよ』と聞きました。三代目にもそう言ってもらえるようなはなし家になってもらいたい」と激励した。

 小遊三は「先代の小南師匠に教わったことは『落語家として一人前になりたかったら、気を入れなくていいから、1日に10席のおしゃべり(の稽古)をしてみなさい。3年たつとものになるから』です。三日坊主とはよく言いました。ものの3日で挫折しました。この体たらくでございます」と笑わせた。

 だが小遊三が元気に話したのはここまで。その後は、他の3人が話しているのをじっと目をつぶって聞くのみ。時折、頭を揺らす姿は、明らかに居眠りしてしまっていた。

 会見が行われたのは午後1時ごろ。確かに眠くなる時間帯ではあったが…。演芸関係者は「最近はいつも、歌丸師匠の体調が心配される。もちろん80歳で入退院を繰り返しているから当然でしょうが、小遊三師匠ももう70歳。卓球をやってるスポーツマンだから、若いイメージがあるけど結構な高齢。本人は『みんな歌丸さんばかりいたわるけど、オレだって結構ジジイなんだよ』と苦笑してたこともありました」と明かす。

 歌丸、小遊三には「笑点」ファンならずとも、いつまでも元気で活躍してほしいものだ。