映画「ジュラシック・ワールド」(以下、ワールド)が4日、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で放送され、本紙既報通り、地上波用に制作した“新吹き替え版”となったが、賛否両論巻き起こった。

 同局は夏の大型映画企画「2週連続ジュラシック祭り」と題し、米映画「ジュラシック・パーク」と「ワールド」を放送。もともと劇場版の「ワールド」の日本語吹き替えは、オーウェン役に玉木宏(37)、クレア役に木村佳乃(41)が務めていた。

 ところが、日テレは4日の地上波放送のために、それぞれ山本耕史(40=顔写真(上))、仲間由紀恵(37=同(下))を起用し、新たに制作。番組独自の吹き替え版を作るのは6年半ぶりだった。

「かけなくてもいい経費を使ってわざわざ作り直したのも、玉木さんと木村さんの吹き替えがあまりにもひどかったからなんです。ネット上ではバッシングの嵐でした。それを知った2人の所属事務所と日テレの関係がギクシャクするほど。だからこそ、山本さんと仲間さんが余計に注目される事態になってしまいましたね」とは事情を知る関係者。

 果たして新コンビのインターネット上の評価はというと――。仲間については「声はいいけどキャラに合っていない」「どうしても仲間の顔が浮かんでしまう」という声が上がったが、おおむね「木村よりはマシ」が多い。一方、山本については「圧倒的にいい」「想像以上に悪くない」と評価される半面、「ひでえ」「玉木の方がマシ」と否定的な意見もあり、賛否が分かれる結果になった。

 映画関係者は「映画が始まる前に仲間さんと山本さんの映像が流れましたが、あれは余計でしたね。2人のイメージが役にこびりついてしまったからです。あの映像がなければ、もっと評価は上がったはず。いずれにせよ、吹き替えは俳優や女優ではなく、プロの声優が務めるべき。その方が視聴者は映画を楽しめますよ」と指摘した。