女優・岸惠子(84)が9日、東京・なかのZEROホールで「スペシャルトークショー〜夢のあとさき〜」初日の開演前に会見した。

 18歳でデビューして以後、映画「雪国」「君の名は」など数々の名作に出演。一方で国際的な活動家としての顔も持っている。今回のイベントは、さまざまな国や場所で遭遇してきた出来事、著名人とのエピソードを明かすトークショーだ。

「人は人生を歩くとき、ふと違った風景に出会うもの。そこで見過ごすのか、パッとつかむのか。私はよくつかんできたので、いろいろな風景に出会ってきました。こんな人生もあるんだと思ってもらえればいい」

 これまで身の危険を感じたことも2〜3回はあったといい「イランでは革命防衛隊に手錠をかけれた」。

 11日に85歳を迎えるようには見えないほど、今も若々しい。美の秘訣を問われると「自分に対する見えとハッタリですね」と苦笑した。

「老けて見えないのは、苦労が多いからだと思う。さまざまな事件に対処してきた分、腰が曲がった優しいおばあさんではいられませんからね」

 この日開幕したトークショーは、11月9日の神戸国際会館まで、全国19公演が行われる。