“因縁の抗争”が再燃か――。若手のご意見番とも言われるお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(34)が、またまた先輩芸人にかみ付いた。中田が標的にしたのは「週刊文春」に不倫疑惑を報じられた「雨上がり決死隊」宮迫博之(47)。先輩だろうがお構いなしにブッタ斬る中田に、芸人たちから猛反発の声が上がった。それだけではすまない。中田の相方・藤森慎吾(34)が、そのトバッチリをモロに受け、人気芸人が仕切る番組から締め出されているという。

 中田がレギュラー出演しているTBS系朝の情報番組「ビビット」は9日、モデルと美容系ライターの2人と逢瀬を重ねたとする宮迫の不倫報道を取り上げた。文春記者の「真っ白ですか?」の質問に「オフホワイトです」、さらにカメラに向かっておなじみのポーズで「ゴ・カ・イです」とギャグを交えながら否定する宮迫に対し、中田は「文春さんは(証拠を)小分けに出してきたりもしてきた雑誌なので、ここで“ホワイト”(潔白)と言ってしまったら、違う証拠を出された時に、そこを攻められてしまう」と分析。

 さらに「もし、“オフホワイト”の濁った部分が黒いのだとしたら、笑いで済ませてきた過去もあるかもしれないが、もう笑いで済まされる時代でもないし、そういうレベルではないと思う」。続けて「もし“ホワイト”ならば、それをしっかり説明する義務が、闘病を支えた奥さんに対してもあるのかなと思います」とたたみ掛けた。

 実は、中田と宮迫には浅からぬ因縁がある。昨年、ベッキー(33)が文春編集部に送った謝罪の手紙をめぐって“抗争”が勃発していたのだ。

 中田が「あざとい」と糾弾したことに対し、宮迫はフジテレビ系の情報番組「バイキング」で「そんなひどいことよく言うな。今度会ったらキレてやる」と応戦。その後、中田は騒動収束を宣言したが、今回の騒動で“抗争再開”となってもおかしくない。

 以前から「不倫NG」の姿勢を打ち出している中田からすれば、宮迫の不倫報道に対して厳しいコメントをしたのはある意味、不思議ではない。とはいえ、さすがに先輩だろうが遠慮しないやり方に、多数の芸人の間から猛反発の声が上がっている。

「日本のお笑いを批判した脳科学者・茂木健一郎への対応に関して、中田はブログで吉本の大先輩の松本人志を猛批判。さらにラジオで『会社から謝罪を迫られている』としたうえで『謝らない』と宣言しました。中田自身は信念を持ってやっているのでしょうが、さすがにこういった一連の言動には松本本人ではなく、松本を慕う多くの芸人たちが怒っています。芸人の中では、圧倒的に反中田の人間が多い」とお笑い関係者は明かす。

 いってみれば、先輩を批判して目立とうとするスタンドプレーと受け取られているようだ。

 もちろん中田にしてみれば、周囲の芸人の怒りを買うことは覚悟の上の行動のはず。あくまで我が道を進む主義を貫いた“武勇伝”のつもりだろうが、たまらないのは相方の藤森だ。不幸なことに「中田許さじ!」の波を真正面からモロに受けている。

「中田と違って藤森は、先輩芸人たちにかみ付くなんてことは絶対やらない。むしろ上からかわいがられるタイプです。だけど中田の言動のせいで、最近はさすがに影響が出てきた。中田に怒っている某人気芸人は『藤森に恨みはまったくないけど、俺の番組でオリエンタルラジオの名前は出させない』と公言するようになった。要は中田だけではなく、藤森と絡むことまで拒否しているんです」と言うのは芸能プロ関係者だ。

 藤森は当初、暴走する相方・中田のことを見守るのみだったが、もはや笑えない次元に突入してしまったようだ。